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ネット上の表現と名誉毀損罪について

2008年02月29日 21時32分58秒 | 法関係
判決を読んでないので、なんですが。メモメモ、と。


個人にも一定の事実確認求める ネット書き込みの名誉毀損判断に新基準・地裁判決 - ITmedia News

(一部引用)

波床裁判長は、まずインターネット上の書き込みに関して、名誉毀損罪が成立するか否かを検討。「ネットでは利用者が互いに反論できる上、情報の信頼性が低いため、従来の基準は当てはまらない」と指摘。

「真実でないと知りながら発信した場合か、インターネット個人利用者に要求される水準の事実確認を行わずに発信した場合に、名誉毀損罪が成立する」との新たな基準を示した。

その上、波床裁判長は、男性が企業の登記簿や雑誌の記事などの情報収集を行っていたことを指摘し、「インターネットの個人利用者として要求される水準の事実確認は行っていた」と判断。「名誉毀損には当たらない」と結論付けた。

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なるほど、と思いましたが、一応これに類することは以前に書いたことがありますよ。

万人に「本を読んでから意見を言え」と要求するのは不適切

自分で言うのもナンですけど、結構いい線いってませんか?(笑)
法学なんて勉強したこともないド素人の意見なので、何らの参考にもなっていないとは思いますが。多分、単なる偶然に過ぎないでありましょう。普通に裁判官が考えると出てくるものと思います。


それにしても、例の書き方がいつもながら、かなり変なので申し訳ないとは思います。
貼り紙とか朝日新聞やら産経新聞とかだし、ネギだよ?ネギ(笑)。
弁解の余地もございません。

通常こういう下らない例を思いついてしまうし、具体的に例で考えないと書けないんだもの。ゴメンね。
今後もこういったつまんない例で書いてしまうだろうな、と思いますので、どうかご容赦願います。



サブプライム問題は大炎上へ?(笑)

2008年02月29日 20時53分50秒 | 経済関連
損失もそうだが、あちこちに飛び火して思わぬ火の手があがり、ひょっとしてひょっとすると大炎上が見られるかもしれんね。


①提訴されるらしいUBS

NIKKEI NET(日経ネット):特集 サブプライム問題

【ミュンヘン=石井一乗】米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した金融市場の混乱に絡み投資商品で多大な損失を被ったとして、ドイツ北部を拠点とする中堅州立銀行のHSHノルトバンクが、欧州銀大手のUBSに損害賠償を求める訴訟を起こす方針を固めた。投資の失敗に絡み、投資のプロである銀行が他行の提訴に踏み切るのは珍しい。

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世界に名を轟かせるUBSといえども、ドイツの銀行に提訴されるかもしれないんですと。結構阿漕な商売をやってきていたかもしれず、その天罰を受ける時が来るかもしれんですな。
例の「ジェイコム株」誤発注事件の時、大量に買ったのは何もジェイコム男さんだけではないのだ。
ですよね?UBSどの
「濡れ手で粟」

かつてUBSなんて名前を知らなかったのだが、初めて目にしたのはITバブル期の新聞広告だったと思う。何か複雑な仕組みを持つ商品の説明だったと思うよ。ほら、EBみたいなヤツさ。あれって、一定の値下がりラインを超えると、高い利息+元本ではなく株で戻されてしまう、ってやつだったと思うけど忘れた。買ったことないから。利息が大きいのと、やたらと複雑な商品だな、とか思ったよ。で、UBSっていう世界的な金融機関があるってことを知ったよ。

本当かどうかは知らないが、ITバブル崩壊後に出た話では、自分たちがEBを売りまくって素人衆に掴ませ、なおかつEBに選ばれている株の大量売りを仕掛けて意図的にラインを超えさせて儲ける、みたいなのがあったような。EB売って儲け、株を売って儲け、という一粒で二度オイシイってやつか?(笑)

いや、UBSさんがやってた、とかは誰も言ってないので安心して下さい。

今後裁判はどうなるか注目です。もし負けるようなことがあれば、他の金融機関からも訴えられてしまう可能性は出てくるかな?そうなると損害賠償請求されるので、損失分の一部などを弁償しなけりゃならない、ってことになって、大変だね。
ま、裁判では「必死だな」(笑)。


②おや?意外にも保険会社の損失ですか

NIKKEI NET(日経ネット):特集 サブプライム問題

【ニューヨーク=財満大介】米保険最大手、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は28日、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に絡む損失が、昨年10―12月期に約144億ドル(1兆5000億円)に上ったと発表した。有価証券の保証業務で多額の評価損を計上したため。

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気の毒だね。保険会社にまでこんなに巨額損失を与えるとは。
しかも債券の損失ではなくて保証業務での損失ですか。つまり、仕組みとしては、壮大なサブプライム融資の一部に確実に組み込まれていた、と。なるほど。勉強になります。

この前偶然だけど、AIGさんについて書いたな>株主に人種は関係あるの?(笑)

これまで儲けた分に比べたら、1.5兆円くらい屁でもないんじゃないですか?
何たって、世界で最大手ですから。損失食らって、ちょっとくらい株価が下がったりしたからといって、全然大丈夫ですよ。日本株の値下がりに比べれば、まだまだですから(笑)。余裕、余裕。楽勝じゃないですか。米国企業は経営効率がよく利益率も高くて、日本の企業なんて足元にも及びませんから。アリコとか、アメリカンホームとか、「いい保険会社」(笑)をいくつも持っているのですし。


全く関係ないですが、保険会社の中には外貨建て変額保険なんかを愚かな年寄りに掴ませて、むしり取っていた営業マンもいるかもしれませんな(笑)。どこの会社の方だったかは存じませんが。理解できないのに契約する人間が悪いんでしたね、ああそうでした、そうでした。自己責任ということが一番大事なんでしたな。バカな人間が騙されるんでした。池ナントカ?の言ってたように、事前に同意したんだから、騙される方が悪いんですって。なるほど。勉強になります。
そういう営業マンがいなければ、多分厳格な法改正には結びつかなかったでしょう(笑)。


③公的資金?入れるわきゃねえだろ~by 棒損

NIKKEI NET(日経ネット):特集 サブプライム問題

【ワシントン支局】米国のポールソン財務長官は28日、シカゴで講演し、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に関して「投資家や貸し手、投機を行った者を救うつもりはない」と公的資金による救済を否定する考えを表明した。

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うわはっはっ。
G7で日本の財務大臣が「日本はこうして解決した」とかいう大恥さらしをやってくれた(「日本の経験」を力説?)のだが、赤っ恥もいいとこだ。大蔵省の間抜けDNAだけが引き継がれていてどうすんだよ。

ポールソンに、はっきりと言われちゃってるし。

◎『投資家、貸し手、投機を行った者』を救うつもりはない

どうです?チョーきびしい~
ズバリ、こう言えるというのは、本当に偉いと思うぞ。


公的資金を入れて市場の信認を取り戻した、とか自慢気に語り、日本の無知をさらした額賀大臣やら財務官僚やらは、世界中からきっと笑われているだろう。
やはりモノが違うな。