自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
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紅葉の勝沼 ほうとう@皆吉(みなき)

2013年11月15日 | 日本の食べ歩き
11月5日火曜日、甲府のホテルをゆっくりめにチェックアウトして、勝沼ぶどう郷駅へ向かう。駅に到着すると、ちょうど高尾行きの各駅停車が出たところだった。そうだ、ここは都心とは違う。5分も待てば次の電車がくるわけではないのだ〜。次の電車は、40分後。ううう、しゃーない、コーヒーでものんで時間をつぶすか。

ひと月に一度、火曜定休日と月曜(祝日が多い)をつなげて、二日の連休にしているのだが、「よく休むよね〜」と言われてしまう。みんなは、毎週連休じゃんか。ひと月に一回くらいは許してよ〜。 その貴重な連休は、ゆっくりすればいいのだが、連休じゃないと遠出ができないから、ついついどこかへ行きたくなる。遊ぶのも簡単じゃないのだ。 ひと月前の熊本も、羽田午前発の飛行機に乗るには、寝ないで行かないといけない。その日も30分だけ横になって、家を出た。 今回も、前日深夜2時半に帰宅して、1時間半だけ布団に入って、小淵沢へ向かった。寝ないで遊んでいるわけで・・・、半世紀を生きてきた私には、だんだんキツくなってきた(汗)、でも、のこのこどこかへ行きたくなる、悲しい性・・・。

さて、高尾行きの電車が来た。甲府からスタートなので、すぐだ。 勝沼ぶどう郷駅は、桜の並木が紅葉してきれい。
 
9月に来た時に、聞いていた、ぶどうの品種によって葉っぱの紅葉の色が違う、ホントだった〜。
 

駅の観光案内で、勝沼の地図をもらい、今日のコースを確認。 まずは、ほうとうを食べる。「いしはら」というほうとうのお店をお客様から教えてもらっていたが、火曜日で休み。そう、観光地は火曜休みが多いのだ。甲府のワイナリー、「サドヤ」も火曜日が休みだった。
なら、「皆吉」だ。 その回りには、徒歩で行けるワイナリーもたくさんある。 連休明けで、全くやる気のないタクシーの運ちゃん、私が車の横にいるのに、気づいてくれない。「すいませ〜ん」と大きな声を出して呼ぶと、やっと気づいてくれた。

車中、運転手さんに、「どこのほうとうが好き?」と聞いたら、「味がしっかりしていたり、薄味だったり、それぞれ違って、それぞれの好みだからね〜、どこも美味しいよ」 あまり、参考にならない答えだったけど、運転手さんは、やっぱり自分のおばあちゃんが作ってくれていたほうとうが一番好き、と答えてくれた。昔は、どこも自分の家で麺をこねて、食べていたそう。味噌も手前味噌。 「出来立てもおいしいんだけど、翌日ののびのびになって、汁がなくなったのもおいしんですよ〜。なつかしそうに話していた。

「皆吉」は、週末は、11時開店と同時に満席になってしまうらしいが、今日は火曜日、「お好きなところへ、どうぞ」と、ほいじゃ〜、と、床の間の真ん前の上座に座っちゃった。何種類かあるほうとうメニューから、基本の一番素朴な、野菜ほうとうを注文。 そして、熊本で食べたりなかった馬刺しを追加。目の前のワイナリー、大和葡萄酒で作っている地ビールも、頼まないと〜。
ふふ、来た来た〜♪
 
ふふふ、し・あ・わ・せ♪ だから、火曜日休みは、止められな〜い。 こんなに、馬刺し、たっぷり〜♪ ほうとう、温ったまる〜♪

古民家が、なかなかいい雰囲気。 茶室の入り口のような背の低い戸が入り口。庭もきれいに紅葉していた。



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