オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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マッチポンプな田村が決勝打

2018-04-09 01:56:43 | 千葉ロッテ

二度のバント失敗に振り逃げを許したキャッチングミスと直接に得失点に絡むプレーではありませんでしたが流れをぶち切ってしまいながらも最後は値千金の決勝タイムリー、このマッチポンプな田村が3タテを食らいそうなところを寸前で阻止、ヒーローインタビューでは恨まれるではなく反省の言葉を口にしては欲しかったですが、東京ドームでは花火大会を見せつけられてもパシフィックを相手にした勝ち試合はほとんど記憶がないだけに、またしてもお疲れ様な4時間超のゲームを拾えたのはラッキーでした。
両チームともにチャンスを潰しまくりましたのでどっちもどっちではあったのですが連敗をしていただけにロッテにとっては大きな一勝、ここまではどちらかと言えばAクラスを争うライバルとの戦いでしたが週明けからは開幕8連勝の西武に圧倒的な戦力を誇るソフトバンクとの5戦、井口野球が通じるかどうかを試すに最適な相手とのガチンコ勝負が楽しみです。

理想的なバッティングでセンター右に運んだ田村はもちろん見事でしたが、その前のダブルスチールがこの白星をもたらした言ってよいでしょう。
ここのところは守りだけではなく足でも衰えを見せる岡田のスタートに鶴岡の送球が乱れたのはまさかとの思いがあったのではないかと、セオリーとしては走る場面ではないところで走るのが井口野球、もちろん失敗も少なくはないのですが志向する野球を貫いていることが喜ばしく、このままに西武、ソフトバンクにぶつかってもらいたいです。
左腕に左打者を並べるところなどは右打者ばかりの伊東ロッテからの変化、と言うよりは単に右打者が足りていないだけなのが実情にしても基本的には慣れの問題ですのでヒットが出ずとも菅野などにはいい経験になっているでしょう、一方で藤岡裕は予想どおりに内角高めを攻められて苦労をしていますが、両選手ともに我慢こそが血となり肉となります。
タイムリーも出ず犠牲フライも打てずと中盤から終盤にかけてのチャンスを逃したものの一方で初回の先制点は鮮やかすぎてロッテではないみたいで、またあまり話題にはなっていませんが今日も中村、鈴木と堅守で盛り立てるなど守備での大きな破綻が見られないのも昨年までとの違いです。

先発の酒居は六回持たずと責任を果たせなかったのは球数がやたらと多く際どいところをとってもらえなかったにせよ狙ったところに投げ切れていなかった、ではありながらもボール球がほぼ低めに外れていたからこそ箱庭での大怪我にならなかった理由ですから、次の西の箱庭でもそれでお願いします。
そこからの継投は明日が休みだからか惜しみもなく投入、は無駄遣いにしか思えず延長十二回を意識したものではなかったのが残念、イニング跨ぎをなるべくしないようにしているのはgoodながらも益田の2イニングはさすがに有吉は使えなかったのと残るのが関谷だけでしたので仕方がないにしても、田中をもう少し上手く使ってもらいたいです。
そんな中で打ちまくるマリーンズジュニア健介を三球三振、FA移籍などは夢のまた夢の中田を抑えた松永がZOZOマリンであればお立ち台に呼ばれたであろうナイスピッチング、あるいはジョーカーになってくれるのではとの期待どおりの活躍もまだ四月も半ばに至らずと自分を鎮めつつ、ミニラの覚醒をじっくりと見守ります。



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◆4月8日(日) 日本ハム−千葉ロッテ3回戦(日本ハム2勝1敗、14時、東京ドーム、28,347人)
▽勝 益田 5試合1勝1敗
▽敗 井口 4試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 酒居、田中、南、松永、シェッパーズ、内、益田—田村
日本ハム 加藤、トンキン、石川直、宮西、西村、井口—清水、鶴岡

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