オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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風は友だち

2018-04-12 03:33:28 | 千葉ロッテ

 

窓を叩く音や木々のざわめきで目が覚めるぐらいの強風は千葉市で27.9メートルを記録したとのこと、ZOZOマリンでも試合前の練習では19メートル、試合中は常時13メートル以上で17メートルも目にしましたから風に慣れているロッテの選手でもきつかったのではないかと、ビジターの選手はなおさらでしょう。
前の試合からすればコントロールに難があるわけでもなさそうなカスティーヨが四球を連発、外崎や金子侑も風の影響がなければあそこまで無様な守備にはならなかったと思われますので「風は友だち」とは早川の名言ですが、その伝統を守り続けて味方にして戦っていくのが地元での鉄則となります。
それにしても寒かった、球場の行き来では恥ずかしくなるような上着もこの時期のZOZOマリンでのナイターには必須で、明日は気温が上がるようですがダウンジャケットで臨みます。

ちなみに来場時に配られたのは季節外れのうちわ、はスポンサーから「風を起こせ!」とのメッセージなのでしょう。
千葉、茨城をテリトリーにしているためモデルは同県出身者がずらり、千葉の涌井、唐川、有吉、島、吉田、福浦、大木、清田、茨城の原、柿沼ですが構図が面白く、昨年、一昨年も扱いが大きいのは唐川でホームページを見る限りではその繋がりは見えないので社長だかお偉いさんの好みなのか、唐川は贔屓にしてくれる人のためにも頑張ってください。

さて試合ですが、連日のいい流れでプレーができています。
いきなりの2失点もその裏にひっくり返して中盤に中押し、終盤にややバタバタしたものの開幕8連勝の西武を相手に横綱相撲に近いとは言い過ぎかもしれませんがロッテに負け越すとは梨田監督に続いて辻監督も誤算だったでしょう、今日は走り負けをしたのが悔しいですが井口監督は考えに近い野球ができているのではないかと思います。
初回の菅野の逆転スリーベースは実のところ選球眼、粘りに長けていますので押し出しを期待していたのが本音でしたが見事なスイングに拍手、拍手、追加点となった福浦の1969安打目もボールの力を利用したバッティングはエクセレント、欲しいときに欲しい点が取れるとは思いどおりに過ぎて笑いが止まりません。
無理に引っ張らずにハードヒッティングを心がけているように見えるので凡打にも失望感はなく、こういう心持ちで野球を見ているのは久しぶりのような気がします。
もちろんこれがずっと続くと思うほどに甘ちゃんではありませんし、相変わらずにバントができない田村にスリーバントを命ずるのではなくバスターに切り替えるベンチには一抹の不安が、またその気持ちは分からないでもないですが打球に右手を伸ばす二木や過去の故障を忘れたかのように手でホームにタッチしにいく荻野にはヒヤリとさせられました。
その二木は七回途中までを粘りきっての2失点はどう評価をすべきなのか、球威不足は変わらない中で腕はしっかりと振れているからこそ変化球で仕留められるのでしょうが長いペナントレースをそれだけで乗り切れるとも思えず、この状態が続けば何となく今季も7勝で藤岡貴の後を追いそうな予感があります。
そして内もそうですがシェッパーズも使いすぎ、あそこで間隔の空いた有吉を使えないのであればいったん抹消をして再調整をさせるべきでしょう。
とにもかくにもこうなれば明日の涌井vs榎田で当然に3タテ、4連勝の皮算用をしてしまう不心得者の自分を鎮めつつ、寒くてもいいのでまた追い風をお願いします、風神様。



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◆4月11日(水) 千葉ロッテ−西武2回戦(ロッテ2勝、18時15分、ZOZOマリン、15,229人)
▽勝 二木 2試合1勝1敗
▽敗 内 7試合2S
▽敗 カスティーヨ 2試合1勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、松永、シェッパーズ、内—田村
西武 カスティーヨ、小石、高木勇、ワグナー、伊藤—森、岡田

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