またしても守備の乱れや先発の炎上と遅かれ早かれ試練の刻はやってくるわけで、むしろ課題が早く分かったことを前向きに考えたいです。
ストレートが走らない二木などはあんなもので一昨年の中盤戦以降のピッチングそのもの、その自覚があるからこそコーナーを狙ってカウントを悪くしての自滅は典型的でもあり、ただそんなことは春季キャンプから分かっていたのにどこか他人事のようなコメントの井口監督が気にならないわけではありません。
劇的とも言える攻撃面での変化に対して投手陣の旧態依然は野手出身の監督だけに不得手であってもおかしくはなく、それでも余計な介入をして拍車をかけるよりは専門家たる投手出身の指導者に任せるやり方は当然にあり、そうなればその指導者の資質、あるいは方針に負うところが大きくなるだけに「丸投げ」にならないようにすることが肝要です。
強いボールを求めていた井口監督の思惑どおりにはいっていないことなどを点検する時期にきているのではないかと、これはもう二木だけの問題ではないでしょう。
あれだけ貧打を囲って得点力に劣っていた打線がここまでは頑張っているだけに、このタイミングを逃すと手の施しようがなくなりかねません。
その打線は前二戦の裏返しのような追い上げは見せるも西武打線ほどの爆発力はなく、それでも伊藤あたりに自信をつけさせることがなかったのを前向きに、地味にブレーキが利いていた鈴木が久々のマルチヒット、荻野もギリギリで踏み止まり、いつの間にやら田村が強打者になるなど材料はいくらでもあります。
そして福浦が律儀にマルチヒットを避けたのが残念ですが2000本安打まであと27本、同じペースでいけば巨人戦あたりがXデーとなりますが左腕攻めや梅雨時で流れる試合もあるでしょうからオールスター前の日本ハム戦あたりで快挙を見たい、今日はダメダメでしたがテクニックを習得したので次のチケット予約はきっちりと押さえて歴史の目撃者を目指します。
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◆4月22日(日) 西武−千葉ロッテ6回戦(西武4勝2敗、13時、メットライフ、27,722人)
▽勝 高木勇 6試合1勝
▽敗 二木 3試合1勝2敗
▽本塁打 浅村5号(二木)、山川7号(益田)
▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、益田、南、大谷、田中、シェッパーズ—田村、江村
西武 高木勇、伊藤、野田、武隈—岡田