オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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惜しくはない

2018-04-19 01:52:01 | 千葉ロッテ

福浦の1971安打目のタイムリーや根元のヘッドスライディングなどベテランの頑張りで最後に盛り上がりはしましたが、惜しかった、で済ませてはいけない試合だと思います。
追いつかない程度の反撃、とはよく聞いたフレーズですが似たようなものでもあり、そもそもがまたしてものアルバースを攻略しなければならない試合でした。
中村や李杜軒がファールで粘るなど五回途中で100球を投げさせていいところまで押し込みましたが、前日と同じく3安打ではそう何度も押し切れるわけもありません。
どこからでもチャンスを作れる打線、それはヒットではなくとも四球や盗塁などで攻め立てるスモールベースボールには必要なこと、それがここまでしっかりとできているのは今日の試合でも存分に見せてもらいましたが、やはりガツンといく迫力に欠いていると相手の立ち直りも早いです。
やや気になるのは荻野などがそうですが外のボールを強引に引っ張ったり、逆に井上のように当てにいくスイングが目立ち始めたことです。
狙い球を絞って強く振る、この原点に立ち返らないとずるずるといってしまうような、楽に勝たせない粘りの野球ができているだけにそれで満足をしてはいけません。
明日は大型ルーキー田嶋、となれば初物&左腕でまた面倒なことになりそうですが、昨年までの教育機関でないところを存分に見せてください。

先発の唐川は相性のいいオリックスを相手に五回まで僅かに48球でのパーフェクトが六回にいきなり乱れたのはスタミナ切れとは思えず、先日もそうでしたが風の影響があったにせよ球際に強かったはずの清田の守りにやや陰りが見えてきているのが痛恨、さらには序盤はストライクだったコースがボールの判定となった主審のジャッジもきつかったです。
あれがなければ何とか持ち堪えていたのではないかと、それぐらいにピッチングとしては唐川らしい文句のつけようのないものでした。
ストレートは低めは数字が出るのか140キロ台半ばが数球ありましたほぼ140キロ前後、もう少し欲しいもののそれでもコーナーを突くコントロールが絶妙であれだけ制球がしっかりとしていれば充分で、同じぐらいのスピードのスライダーなのかツーシームなのか、打者からすれば真っ直ぐかと思えば動き、と思えばズバッと決められてやっかいだったでしょう。
カーブも効果的で緩急もしっかりとつけられていましたし、味方打線が3点も取ってくれていれば余裕で七回を投げきれたのではないかと思います。
だからこそ次が大事、次もきっちりと投げられればバックの信頼を得て波に乗れるでしょうが躓けば「あそこで」と今日を悔やむことにもなりますので、飄々とバッチシお願いします。



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◆4月18日(水) 千葉ロッテ−オリックス5回戦(ロッテ3勝2敗、18時15分、ZOZOマリン、11,353人)
▽勝 アルバース 3試合2勝
▽S 増井 5試合1勝1S
▽敗 唐川 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、南、益田、大谷—田村
オリックス アルバース、近藤、吉田一、黒木、増井—若月、伏見

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