初物なのでしんどいとは思っていましたがこれほどとは、前日に続いて左腕にからっきしなところを露呈してしまい三連戦で僅かに12安打とは湿りっぷりも最高潮です。
今日は日中に汗ばむ陽気で半袖でもいいぐらいでしたので迷ったのですが、上着を持っていかなければ危うく凍死をするところでした。
田嶋は前評判に比べればストレートの伸び、キレともにもう一つ、その田嶋を相手に低めのボール気味の変化球に手を出して空振ったり当てるだけだったりとはまさに今の打線を象徴しているような、そうこうしているうちに中盤以降は逆にストレートを内外に決められて手も足も出ず、といったところです。
今季初めてベンチスタートだった菅野の代わりが伊志嶺ではなく根元でしたので井口監督は左対左にはあまりこだわっていないのか、3安打のうち2安打が藤岡裕でしたので究極的には慣れの問題でその姿勢はありだと思うものの、それであれば狙い球を絞るなり何なりの指示が出ていたようにも見えず、もし出していてのそれであれば打者はヤバすぎでしょう。
今日の田嶋にこれですと昨年ほどの凄みをここまで見せてはいないですが菊池を相手に明日はどうなるのか、ちょっと怖すぎます。
一方で涌井は八回途中までの3失点ですから先発の責任は果たしたもののエースとしてはいかがなものか、六回の失点は仕方がないにしても先制を許した二回は二死から八番打者にストレートの四球で傷口を広げた挙げ句ですのであまりに残念、ただ前回に比べればストレートに力がありましたしコントロールもまとまっていましたから悪くはありませんでした。
昨年と同じく打線の援護が無いままに自らの調子を落としてしまった轍を踏むか踏まないか、たまたまではありますがCHIBAユニを着ての連敗をバネに仙台で借りを返してください。
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◆4月19日(木) 千葉ロッテ−オリックス6回戦(3勝3敗、18時15分、ZOZOマリン、16,115人)
▽勝 田嶋 3試合2勝1敗
▽S 増井 6試合1勝2S
▽敗 涌井 4試合1勝2敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、田中、有吉—田村
オリックス 田嶋、黒木、増井—若月