オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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涌井が悪すぎた

2018-04-13 03:42:11 | 千葉ロッテ

 

二木が抹消されて、またローテーションが見えなくなってきました。
雨で流れないことを前提にすれば熊本がボルシンガー、鹿児島が酒居、週明けのZOZOマリンは初戦が石川までは指が折れるのですが、それ以降が分かりません。
浦和から誰かを引っ張り上げなければまたしても涌井を中5日で起用するのか、そもそも二人を補充しなければ次のボルシンガー、所沢での酒居、石川、涌井を中4日、もしくは中5日と四人で回すことになりますのでさすがに現実的ではなく、そうなると二木の抹消はアクシデントの可能性がありそうで不安が高まります。
そもそも今日のピッチングを見れば前回のツケが溜まっていそうな涌井はきっちりと中6日でないと無理っぽく、堺雅人の問いかけに落合の推す涌井の今後が気がかりです。

それにしても涌井が悪すぎました。
ピシャリと抑えることは珍しく走者を背負いながらも粘りのピッチングが身上の涌井ではありますが、立ち上がりからいきなりの満塁のピンチは併殺で切り抜けるも味方が先制をしてくれた直後にあっさりと失点、その後も常に塁上に走者を賑わしながらの四苦八苦で古巣に復帰の松井に同点打を浴び、さらには押し出しまでやらかしてのノックアウトです。
ストライクとボールがはっきりとしすぎていて、たまにコーナーに決まったかと思えば主審に弾かれ、どうすればいいか本人も戸惑っていたのではないかと思います。
お得意様にされている炭谷だけではなく外崎にも3安打を浴びたのは単調さもあったでしょうし、その外崎の走塁死で流れを引き戻さなければならないところで安パイの中村を歩かせるのですからどうにもならず、エースですので難しい判断だったでしょうが中継ぎ陣の過負荷がなければもっと早くに代えていてもおかしくはありませんでした。
打線も榎田の移籍後初登板、初先発をアシストしてしまい、それなりに攻め立てながらもあと一本が出なかったのは初顔を苦手にするチームカラーでもあります。
それでも鈴木の三盗や福浦の1970安打目のタイムリーで盛り上がるところはありましたし、こういった展開にでもならないと同じ顔ぶれでの戦いになりますので野手全員がフィールドに立ったのはよかったかなと、涌井がどうこうということを置いておけば長いペナントレース、よくある試合の一つでしかありません。

最後に気になった選手を何人か、二木の代わりに昇格の伊志嶺はさっそくにスタメンで抜擢はgood、今季初ヒット、バントも決めてベンチの期待に応えました。
思っていたよりも菅野が守れていることもあるのでしょうがDHでの起用は寂しくもありますが、右打者が足りていない状況ですので出番はあるはずです。
その菅野に代打は李杜軒、勝利の方程式もそうですが井口監督はまずチームに型を作ることを考えているのか、左腕に対しても粘り強いバッティングを見せている菅野ですのでとにかく李杜軒を使うことが目的だったと思われ、代打の切り札は李杜軒、の構図は暫くは続くのでしょう。
そして今日もバントを失敗してこれで連続四回目か、こうなってしまうと気持ちで負けてしまって体がガチガチになっての負のスパイラルに陥ってしまったか、かと言ってバントをさせずにただ打たせるわけにもいきませんし、気のせいか目も虚ろに見える田村が自分で立ち直ってくれるのを待つしかありません。



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◆4月12日(木) 千葉ロッテ−西武3回戦(ロッテ2勝1敗、18時16分、ZOZOマリン、15,229人)
▽勝 榎田 1試合1勝
▽敗 涌井 3試合1勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、田中、益田、有吉—田村、江村
西武 榎田、平井、武隈、増田—炭谷

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