オリオン村(跡地)

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井口監督の勝負勘

2018-04-04 01:34:11 | 千葉ロッテ

今季初のビジターは楽天TVでの初視聴、パソコンでの画質がパ・リーグTVよりも詳細で見やすかったもののタブレットはOSのバージョンが古くて専用ソフトをダウンロードできず、これまでは作業をしながらの視聴はタブレットに頼っていただけにこれは痛い、DAZNはどうなんだろう、結局はパ・リーグTVに戻ることになるかもしれません。
そんな今日は井口監督の勝負勘が冴えまくっての三連勝、七回の攻撃で豪快に動いて白星をもぎ取りました。
右の代打が足りていないので分からないでもないのですが昇格が二軍で.323の大嶺翔ではなく.214の清田だったのは面白くないですし、一人だけ出遅れていた田村が形はどうあれ今季初ヒットの次の打席でその清田が代打にもガッカリ、それでも清田を出したからこその代打平沢だったのでしょう、その平沢が見事に同点タイムリーですので感服です。
これまで四打席はあった福浦に今日は早めの代走もそう、失敗もありましたが積極的な盗塁は相手バッテリーには脅威でしょう、ダブルスチールは不発でしたが公式戦でもきっちりと仕掛けたのもgood、シンプルバントが増えてきましたがそれも足を使った攻撃の一つでもあり、有言実行の井口野球が楽しいです。

あっちに行ったりこっちに行ったり、試合の流れとしても面白かったです。
あの金子はどこに、とオープン戦で乱れたピッチングとは別人の金子に一回りまではパーフェクトに抑えられ、一方で奇しくもその試合で投げ合った石川はピンチの連続を併殺で何とか切り抜けて、こういうときにこそ先制をするのが劣勢のチームとばかりに中村のヒットはしかし宗の好返球でホーム封殺され、その宗に石川がプロ初打点となる先制タイムリーを浴びたものの鈴木の拙守に耐えきった次の回に井口監督の神采配が炸裂、目まぐるしいことこの上ありませんでした。
石川は立ち上がりこそ先頭打者を出すなど苦労をしましたが昨年に比べれば無駄球も少なく自分の土俵で投げられたのではないかと、次も期待できそうです。
勝利の方程式は今日は八回に有吉、あれっと思えば最後はシェッパーズがあるいは史上最大背番号セーブも内の三連投で何かが起きたのか、もぞもぞと落ち着きません。
金子に苦しめられた打線も菅野の四球に福浦の一日一本でチャンスを作り甘いボールでしたがそれを平沢が見逃さず、荻野がくるっと回って勝ち越しタイムリーツーベース、中村が逆らわずにだめ押しのタイムリー、足攻ばかりが取り上げられていますがセンター方向を意識したバッティングが堅守とともに、三位一体の強みとなっています。
勢いだけに任せず菅野が逆転の口火を切る四球にバントとヒット、藤岡裕もバントと四球、ルーキーの地に足が付いたプレーも素敵すぎます。
核弾頭の荻野が絶好調なのも大きい、膝への不安はありますが右方向へのバッティングでは前で捌いていましたので今回は金森理論を上手く消化できているのかもしれません。



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◆4月3日(火) オリックス−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時、京セラドーム大阪、34,725人)
▽勝 石川 1試合1勝
▽S シェッパーズ 3試合1S
▽敗 金子 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、有吉、シェッパーズ—田村、江村
オリックス 金子、小林、金田、榊原—伊藤

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