以前も横浜は牛島監督に吉田コーチ、福澤コーチ、武藤コーチなんてこともありましたし、今回も尾花監督ですからロッテ繋がりと言ってもよいでしょう。
さらには加藤康がいるところへ清水に橋本将とくれば横浜のロッテ化が着々と進んでいるようにも見えますし、その勢いはとどまるところを知りません。
清水が入団会見「一生懸命投げる」 (11/12 スポーツ報知)
ロッテから横浜に交換トレードで移籍した清水直行投手が12日、横浜市内の球団事務所で入団会見し「10年間やってきたことが認められうれしいし、自信にもなった。プロとしてマウンドで一生懸命投げるしかない」と抱負を語った。
加地隆雄社長は「ローテーションの中心に座れる実力がある選手」と大きな期待を寄せ、これまで2けた勝利を6度マークしている清水は「期待はすごく大きいが、プレッシャーとは思わず伸び伸びと応えていきたい」と話した。
2年契約で1年目の年俸は2億8000万円。
背番号は未定。
まずは清水の横浜への入団発表がされましたが、どうやら2年契約を結んだようです。
あのメジャー挑戦の言葉は絵空事だったのかと突っ込みたくもなりますが、これで年齢的にも日本で野球を終える決意をしたということなのでしょう。
何にせよ横浜ファンの期待を裏切らないよう、ロッテファンが肩身の狭い思いをしないよう、清水には最低でも10勝を目指して頑張ってもらいたいです。
横浜がシコースキー獲得へ (11/12 スポーツ報知)
横浜がリリーフ陣の補強を目的に、ロッテとの残留交渉が難航しているブライアン・シコースキー投手(35)を獲得の候補に挙げていることが12日、分かった。
この日行われた尾花新監督と球団幹部との話し合いで、日本ハムからフリーエージェント(FA)宣言した藤井とともに検討されたもよう。
シコースキーは今季、中継ぎと抑えで8勝5敗15セーブ、防御率2.19。
来季も日本でのプレーを希望している。
横浜は既にロッテからトレードで清水を獲得し、ロッテからFA宣言した橋本の獲得も決定的。
バッテリー強化から巻き返しを図る方針が鮮明になった。
さらにはシコースキーにも食指を伸ばしているようで、ロッテがダウン提示を撤回しない限りは移籍をすることになると見た方がよいでしょう。
金泰均との交渉で渡韓をする石川球団副代表は同じく韓国球界から左腕の獲得も視野に入れているとのコメントを残していましたし、小林宏の抑え転向とのニュースも流れていることからも、球団内でのシコースキーの重要度が低下をしていることが見て取れます。
まあ西武あたりに持って行かれるよりはマシですから、決まってしまえばシコースキーにも横浜で頑張ってくれとしか言いようがありません。
横浜が元ロッテの杉原と契約 (11/12 日刊スポーツ)
横浜は12日、元ロッテでNOMOベースボールクラブ所属の杉原洋投手=185センチ、85キロ、右投げ左打ち=と契約を結ぶことを発表した。
杉原は島根・開星高からドラフト3位で2004年にロッテ入り。
06年に戦力外通告されて自由契約となり、07年からNOMOクラブでプレーしていた。
驚いたのが杉原で、まさかのNPB復活となりました。
ドラフト指名の際に野球部の監督から「ゼロか100かの選手」と言われたとおり、故障がちでほとんど試合で投げることができずにあっさりと戦力外となった杉原ですので、同じく戦力外通告を受けた選手にとっては諦めずに頑張っていれば再びチャンスが訪れる先例であり、また希望の星とも言えます。
内と成瀬の同期である杉原ですのでまだまだ若いですし、社会人野球大会ではノーヒットノーランも達成をしたらしいので、今度こそ1軍で投げられるよう頑張ってもらいたいです。
とまあ清水にもシコースキーにも杉原にも贈る言葉は「頑張れ」でしかないのですが、一方でロッテは必死にベテランを集める流れになりつつあります。
昨日に話題となった今岡(前阪神)は広島が強い興味を示しているとの報道がされる中で、ロッテでは石川球団副代表が「西村監督が求めれば」とトーンダウン気味です。
どうやら評価をしていたのは松本スカウトのようで、しかし石川球団副代表は「二塁を守れるだろうか」と井口が聞いたら激怒をしそうなことを言っていますから、まあロッテ・今岡は僅か半日も持たずに消え去ったと言ってよいでしょう。
元ソフトB・山田、ロッテ入り決定的 (11/12 スポーツニッポン)
打者4人に対し、2三振を奪った元ソフトバンクの山田はロッテ入りが決定的となった。
00年に逆指名でダイエー入りした際の担当スカウトだったロッテ・石川球団副代表は都内で報告を受けると「獲りにいきたい。潜在能力はもともと凄く高い。このまま終わらせるのはもったいない」。
この日の最速は141キロ止まりだったが、150キロ前後の速球は取り戻している。
昨年手術した右肩の状態も問題ないと判断、育成としてではなく支配下選手登録する考えだ。
山田は「やれるということをアピールできた。80点です。後は待つだけ」。
12日にもロッテと交渉し、入団が正式決定する。
一方でその石川球団副代表がらみと言われる山田(前福岡)の入団はほぼ決まりのようで、近日中にもロッテ・山田が誕生をすることになります。
那須野と同様にアマチュア時代は評価が高かった投手ですから、こちらも同様に手術からの復帰具合が心配ではありますが、おんぶにだっこの西本コーチに託すしかありません。
ロッテ、オリックス戦力外の川越獲りへ (11/12 サンケイスポーツ)
ロッテがオリックスから戦力外通告を受けた川越英隆投手(36)の獲得を検討していることが11日、明らかになった。
「練習に参加する方向です。(獲得は)実際に見てからの判断になる」と球団関係者。
チームは沖縄・石垣島での秋季キャンプを14日に打ち上げ、16-18日は千葉マリンで全体練習を行う。
右腕は16日に合流、首脳陣が視察する“最終テスト”を経て入団が決まりそうだ。
川越は2005-07年に3年連続で開幕投手を務めるなど実績は十分。
昨年から中継ぎに転向し、今季は24試合で0勝1敗、防御率4.83。
10月に戦力外になった。
また、この日の実行委員会後に石川晃球団副代表(48)がワールド・ベースボール・クラシック韓国代表の4番で、フリーエージェント(FA)権を持つ金泰均(キム・テギュン)内野手(27)=ハンファ=の獲得に乗り出すことを表明した。
13日から国内外の球団との交渉が解禁になるため、同副代表は12日に渡韓。
「真っ先に手を挙げる。獲得に自信がある」と話した。
ロッテ本社のバックアップで金銭面の不安もなく、獲得は決定的だ。
西村ロッテの補強ポイントは『中継ぎ』と『4番』。
5年ぶりのV奪回へ、準備は着々と進んでいる。
そして来季に37歳となる川越(前オリックス)にまで手を出すとは、どういうチームにするつもりかが全く見えなくなってきました。
崩壊をしている中継ぎ陣を手っ取り早く立て直すためには実績のある投手を集める、といったやり方は必ずしも否定はしませんが、何だかスッキリとはしないのが正直なところです。
これだけの選手をテストをして「縁がありませんでした」となるとも思えず、おそらくは余程のことがない限りはロッテ・川越は既定路線と考えてよいでしょう。
若手にとっては出番をふさがれる可能性が段々と高くなってきましたが、それでも西村監督や西本コーチがしっかりと力を見極めて前監督のように名前に頼って結果が出ずとも使い続けるようなことをしなければ、それなりの意味を見いだすこともできます。
つまりは若手にとっては越えなければならない壁ができたわけで、逆に言えば彼らを越えられないぐらいであれば1軍では通用をしないのだと、与えられるのではなく勝ち取ることで長く1軍で活躍をするための力がつくのだと、そのための山田や川越の獲得だと思えば納得もできます。
若手からベテランまで横一線での激しい競争によるレベルアップ、これはこれまで望んできたことでもありますので、是非ともそうあって欲しいと願っています。
シコの放出も山田&川越の獲得も。
石川副代表のお気に入りを集めているだけではないか?高齢の川越使うなら高木で良かったのではないか?山田に対する
「このまま終わらせるのはもったいない」
なんてコメントは私情が絡みすぎのように思えるのですが…。もうわけがわかりません。
まぁ誰を獲得しようと、一軍のメンバーを考えるのは監督・コーチを始めとした現場の人間です。しっかりシビアに戦力を見定めてほしいです。
私はベテラン選手の実績はあまり当てにならないと考えます。
稲葉のような選手もいるじゃないかとも考えられますが、そもそもそんな選手だったら戦力外にはなりませんし…。
もっと生え抜きを育てるべきだと思うのですが…
フロントが来年のチームをどうしたいのかさっぱり見えませんし、ますます不信感が高まりますね。
右腕を二人獲得するようで、だったら横浜にもう一人要求すればいいんじゃないかとか思ってしまいます。
また山田や川越に金をかけるならシコの年俸を少し上乗せした方がよっぽど戦力になるだろう。
とにかく迷走してますね。何がしたいのかさっぱり分かりません。清水とシコがいなくなる。右腕が足りない。だったら戦力外から獲ってこよう。という行き当たりばったり感丸出し。
方向性がしっかりしない補強なんて成功するわけありません。補強と言うよりフロントはチームを弱くしようとしてる。こんなチームを率いる西村監督は大変ですね。
山田・川越・南など、とにかく入団した選手を応援するしかないという気持ちです。
小宮山と高木が退団して、経験がある中継ぎ獲得の必要性はまぁ分かりますが、獲るとしても1人で充分でしょう。
シコースキーは今季あれだけの活躍をして年俸ダウン提示ということは、来季のフロント構想に入っていないということなんでしょうね。
残念ですが、獲得に乗り出している横浜での活躍を見守るしかありません。
抑えは小林宏に託しますかね!それとも内?荻野?
来週末までに来季体制が決定し、ファン感謝デーでのお披露目を期待します。
とりあえず金の加入で開幕、福浦はやはり左の代打になるんですかね。どこか淋しい。中継ぎは左は那須野、外人の加入で、右は宏之や他球団の元キャリア組が後ろに回るから外様と生え抜きの競争が激化して上手く行くといった仮定でしょうかね
篠原、的場、古木などのキャリア組とは縁がないのかな
コスト面も踏まえつつの補強、まあ全否定はしませんが金は別枠として安物買いの…にならないことを祈りたいものです。
あとは藤井への動向を見守ることにします
以前マスコミに発言した「助っ人候補の6人」とは「大砲=ズレータ、金泰均、金東柱、左腕=バスケスに韓国2名?」だった…ということでしょうか?
直行と橋本を出して…那須野と斉藤?
シコースキーの年俸をケチって…山田に川越?
南米と韓国の助っ人左腕は全くの未知数…
これで金泰均の獲得に失敗したら…ズレータ?今岡?
う~ん…補強と言えるのか?…迷走が深まりそうで心配です(苦笑)
とにかく、選手年棒を抑えたい・・・。でも、補強というか、チーム力アップになりそうな
ことはしておきたい・・・。
シコースキーに年棒ダウン提示の理由がとにかくわからないまま。
これからの年棒交渉する選手の中には
「シコースキーがダウンなら、俺はどうなるのか?」と不安な選手が何人もいるのでは?
川越も以前はゴネたキャリアがありますが、今の立場ではおとなしいもんでしょう。
但し、この戦略はチームに対する愛着を阻害しますから育ったら抜かれるという広島化のリスクを負うことになりますので今江ら看板選手の契約更改が気になるところです。
今時年間数十億の赤字を許容してくれる企業なんてそうそうあるわけじゃないし、ファンがその赤字を負担できる訳もない以上、精一杯応援するしかありません。(ブライアン残留募金でも立ち上げるなら多少なりとも協力はしたいですが)
横浜がロッテ化するのはどうぞご勝手にですが、ロッテが横浜化するのは勘弁願いたいですね。