電脳筆写『 心超臨界 』

知識が増えるほど不思議が深まる
( チャールズ・モーガン )

満を持してなお放たないというような力を持つ――森信三

2024-06-22 | 03-自己・信念・努力
「教室の静けさは教師自身、満を持してなお放たないというような力を持つことによって、初めて保たれるものです。だけど、子どもたちを鎮(しず)かにさせようと思うこと自身が、もう心の隙なのです。心に隙のある教師が、教壇上からどんなに命令しようと、子どもたちは鎮まる道理はありません。内に充実する人格があってこそ、子どもたちは鎮かになるのです」 . . . 本文を読む

人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える――森信三

2024-06-22 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
人生において起こる出来事に意味がないものはない。必ず意味があって起こる。したがってその出来事から天のメッセージを汲み取ったら、人生は豊かに開けていくのだが、多くは不運をかこち、人のせいにする。そして自ら好機を逸するのだ。残念ながら何度か痛い目に遭わなければ、それに気付かないのが人間かもしれない。 . . . 本文を読む

理念を伝え、経営資源を配分したら、あとは邪魔しない――ジャック・ウェルチ

2024-06-22 | 08-経済・企業・リーダーシップ
「もっともっとこころを開かなければならない。部下よりも少しものを知っているのがマネジャーだという考え方はもう古い。マネジャー(わたしはリーダーという言葉を使いたいが)は、すべての部下と情報を共有し、全員が同じことを知り、共通のビジョンをもてるようになるまで、意志の疎通に努力しなければならない。それが、明日のマネジャーである」 . . . 本文を読む

事故の全責任は私にある――松田昌士会長

2024-06-22 | 08-経済・企業・リーダーシップ
松田昌士会長は、開口一番「事故の全責任は私にある」と述べられました。命を預かる鉄道の経営者として、事故が起これば引責辞任するのが当たり前。原因を問う前に、全ての責任は私にあると言い切りました。耐震偽装のような経営者の倫理が問われる事件が相次ぐなかで、経営者あるいはリーダーとして、潔いケジメのつけ方を教えてくれたように思います。事故で亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。 . . . 本文を読む

生存の知識はネットワーク的――バーバラ・グロチェスキ

2024-06-22 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
神話、そして認知の変換がインターネットの登場によって可能になってきた。生存の知識というのは、百科事典的ではなくネットワーク的だ。ある人が経験し、記述したものは、特定の部分、特定の場所に関連している。どこに立つかによって何百もの眼鏡を掛け替えるようなものだ。このように、ある点から現実をとらえるというのは、視点を変えれば違って見えるということだ。複数の視点がなければ、関連づけをしたり、仲間をつくったり、儀礼を行ったり、社会を再生することはできない。非線形で網目状の思考が重要だ。 . . . 本文を読む

多様な文化を尊重する――片倉もとこ

2024-06-22 | 04-歴史・文化・社会
グローバリズムはグローバリゼーションの一部分なのに「世界は大きな一つの都市になるべきだ」といった具合に、妙に突出して自己主張する。経済力や軍事力が強い国が強烈に推進しようとするから、画一的で、のっぺらぼうな世界をつくっていく気配がある。多様な文化を尊重し、積極的に取り入れたところは歴史的に見ても活力があった。ローマもモンゴルもオスマントルコもそうだ。日本も新たな異文化を巧みに吸収したことが、世界に冠たる日本文化を築く原動力になったのを忘れてはいけない。 . . . 本文を読む

個人のパトスに依存しすぎた企業の危うさ――金子直吉

2024-06-22 | 08-経済・企業・リーダーシップ
日経新聞「やさしい経済学」が日本の企業家を特集しています。今回の企業家は、明治の日本企業の興隆を支えた番頭経営者のひとり、金子直吉。解説は、神戸大学教授・加護野忠男さん。以下にダイジェスト版を記します。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 田中の「ご迷惑スピーチ」を利用した周恩来——藤岡信勝 》

2024-06-22 | 05-真相・背景・経緯
田中は挨拶(あいさつ)の中でこう述べた。「過去数十年にわたって日中関係は遺憾ながら不幸な経過をたどってまいりました。この間、わが国が中国国民に多大のご迷惑をおかけしたことについて、私は改めて深い反省の念を表明するものであります」。この「ご迷惑」(中国語訳は「添了麻煩」)という言葉に周恩来は凍り付いた。翌日の会議でも周はこの問題を持ち出し、田中を批判し、怒りを露(あら)わにした。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 中国韓国人を大学教授にするのが国際化か?――高山正之 》

2024-06-22 | 05-真相・背景・経緯
昭和57年、グローバリズム化の一歩として「日本の大学の国際化のために外国人教員の任用が必要だ」という声が出た。言い出したのは釜山生まれの桃山大教授、徐龍達(ジョリュウタツ)。馬鹿な文部省がそれに乗って外国人教員任用法をつくった。すでにこの時期、外国人の先生は717人。その半数が支那、韓国人で占められていた。そして今、外人の先生は約6千人、その過半がどうでもいい支那、韓国人なのだ。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 国連憲章による武力行使の一般的違法化――篠田英朗 》

2024-06-22 | 04-歴史・文化・社会
国際協調主義を謳う日本国憲法にとって国際法との調和は、必須条件である。憲法学の分野では、しばしば「憲法優越主義」を掲げて、あたかも憲法によって国際法を否定することも容易だと言わんばかりの議論がなされるときもある。だがそれは憲法の精神に反する態度であろう。日本国憲法は、国際協調主義にもとづき、憲法と国際法の調和を求めている。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 二重の社会契約――篠田英朗 》

2024-06-22 | 04-歴史・文化・社会
日本国憲法は、戦後平和構築の論理にしたがって、いわば「二重の社会契約」を達成するものであった。一つは、人民と政府の間の統治契約である。歪な権力構造が軍国主義を招いたという反省から、民主主義的抑制が政府に働くように調整した。もう一つは、日本と(アメリカが代表する)国際社会との間の国際契約である。歪な国際情勢の認識が帝国主義的拡張を招いたという反省から、国際的な規範的枠組みの中で日本が行動する国際協調主義を掲げた。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 自国民を守らない外務省——矢板明夫 》

2024-06-22 | 04-歴史・文化・社会
TBSテレビは14日午前、伊藤忠商事の日本人男性社員が昨年2月から中国の国家安全当局に拘束されていることをスクープ報道として伝えた。北京に駐在する日本メディア各社はすぐに在中国日本大使館に問い合わせたが、担当者は「確認中」と繰り返して、まともに対応しようとしなかった。その後、菅義偉官房長官が定例記者会見でようやく事実関係を認め、「法人保護の観点からできる限りの支援をしている」と強調したが、男性の氏名や容疑、拘束された当時の状況など詳細を明らかにしなかった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 ラジオ体操が軍国主義につながる?――高橋洋一 》

2024-06-22 | 05-真相・背景・経緯
ラジオ体操が軍国主義につながるという奇怪な発想をする人がいるらしい。学校教育の現場でも同様の理由でラジオ体操をやめようと主張する人もいるそうだ。そもそもラジオ体操の発祥はアメリカのメットライフという世界最大級の生命保険グループ会社だ。メットライフ生命ホームページには、「『健康に生きる』ことに着目し、多くの人の健康増進を目的として、1925年にニューヨークの本社にあるスタジオからラジオ放送で体操プログラムを流したのが、ラジオ体操の起源」とある。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 日本軍の住民自決命令はなかった!――曽野綾子 》

2024-06-22 | 04-歴史・文化・社会
大江氏は『沖縄ノート』(昭和45年、岩波新書)で、集団自決の責任者(赤松氏)を「自己欺瞞と他者への瞞着の試み」「あまり巨きい罪の巨魁」などと指弾していた。曽野氏は「このような断定は私にはできぬ」としたうえで、「私はそこ(集団自決の現場)にいあわせなかった」「私は神ではない」という二つの理由をあげる。 . . . 本文を読む

従軍慰安婦という嘘 《 「南京」「慰安婦」残酷さ独り歩き――中村将 》

2024-06-22 | 04-歴史・文化・社会
「日本軍の残虐さを疑う生徒はいない」。米カリフォルニア州の公立高校に通う日本の男子生徒(16)と女子生徒(17)が、世界史や米国史の授業で「慰安婦」や「南京大虐殺」について、どのように習ったかを語った。 . . . 本文を読む