電脳筆写『 心超臨界 』

水の流れが岩と衝突するところ常に水の流れが勝る
力ではなくその持続性によって
( お釈迦さま )

不都合な真実 歴史編 《 対英戦争――ヘンリー・S・ストークス 》

2024-06-14 | 04-歴史・文化・社会
2016(平成28)年2月に、夕刊フジに載った倉山満氏のインタビュー内容を翻訳者の藤田裕行氏から聞いた。本書の主題と軌を一にする実に興味深い論述だと思った。太平洋戦争史観を打ち破るためには、日本の戦った大東亜戦争を対英戦争の観点で検証することが重要だとの確信を、さらに強くした。 . . . 本文を読む

日本史 古代編 《 平安時代こそ、日本のキャメロット――渡部昇一 》

2024-06-14 | 04-歴史・文化・社会
日本人にとっては平安時代がキャメロットなのである。それは、ありし日の黄金時代、万事みやびやかな時代であった。しかし、ケルト人のキャメロットと日本人の平安宮廷との間にはある重大な相違がある。それは、キャメロットのほうはどこまでも淡い記憶にすぎず、事実的な伝承はない。しかし、日本の平安宮廷は日本人のすべての中の鮮烈な記憶であり、事実的な伝承がいっぱいあるのだ。 . . . 本文を読む

向上心 《 この“こだわり”がない人に満足な仕事はできない!――サミュエル・スマイルズ 》

2024-06-14 | 03-自己・信念・努力
彼のまねをして自分も同じことをする。自分の所属階級を支配している、でっち上げの水準に従わなければ気が済まない。自分の収入も考えずに背伸びをして、隣近所がこうだからと金を使う。まわりの人がすることにいちいち同調し、それをやめる道徳的勇気を持たない。たとえ他人の金を使ってでも生活水運を高めたい、という欲望を抑え切れない。こうしてずるずると借金を重ねて、ついには首が回らなくなってしまうのだ。道徳的卑劣さ、優柔不断な性質、そして毅然(きぜん)とした独立心の欠如がこれらすべての原因なのである。 . . . 本文を読む

自分のための人生 《 なぜ、いつまでも無用な“苦しみ”をひきずるのか――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-06-14 | 03-自己・信念・努力
あなたには何でも先延ばしにしてしまう傾向がないだろうか。そう問われれば、たいていのは人はイエスと答えるであろう。しかし、ものごとを先に延ばすのが習慣のようになっていれば、そのことで何かと気はもめるわけで、できるものなら、そんなことで気をもまずに暮したいものだ。 . . . 本文を読む

自助論 《 「大器晩成」の先人に学ぶ――サミュエル・スマイルズ 》

2024-06-14 | 03-自己・信念・努力
かつて驚くほど利口だった子供たちや、首席を通し、何かにつけて表彰されていた少年たちは、現在どうなっているだろう? 卒業以後の人生を追跡調査してみると、成績も悪く、不器用だった生徒のほうが優等生を追い抜いている例が多い。 . . . 本文を読む

道をひらく 《 思い悩む――松下幸之助 》

2024-06-14 | 03-自己・信念・努力
人間は神さまではないのだから、何もかもが見通しでも、何もかもが思いのままで、悩みもなければ憂いもない、そんな具合にはゆかないのである。悩みもすれば憂いもする。迷いもする。わからん、わからん、どうにも判断がつかん、どうにも決心がつかん、そんなことが日常しばしば起こってくる。 . . . 本文を読む

ほんとうの心の力 《 笑ってごらん――中村天風 》

2024-06-14 | 03-自己・信念・努力
わからなかったら、うちへ帰って鏡を見て笑って見ろ。おかしくも何ともなくてもいいから、誰もいないところで、人がいたら変な人だと思われるから。鏡に映して、へへへへ、ウフフフ、とい笑って見ろ。どんなお多福でも、笑い顔は憎いものじゃありません。 . . . 本文を読む

般若心経 《 「色」――形あるもの/松原泰道 》

2024-06-14 | 03-自己・信念・努力
色の原語の梵語「ルーパ」には〈形あるもの〉の意味と、〈壊れるもの・変化するもの〉という反対の意味もあるのを、心に止めておく必要があります。つまり、目に見えて「有る」ものは、いつかは必ず変化し滅びるもので、永遠なものは何一つない、という意味の空(くう)を示唆しています。同時に、目に見える形の有るものは、そのものだけで他とかかわり合いなく単独には在(あ)りえない、という、空の教えが秘められています。 . . . 本文を読む

論語 《 哀公問う、弟子孰れか学を好むとなす 》

2024-06-14 | 03-自己・信念・努力
哀公(あいこう)問う、弟子(ていし)孰(た)れか学を好むとなす。孔子対えて曰く、顔回(がんかい)なる者ありて学を好みたり。怒りを遷(うつ)さず。過を弐(ふたた)びせず。不幸、短命にして死せり。今や則ち亡(な)し。未だ学を好む者あるを聞かざるなり。 . . . 本文を読む