電脳筆写『 心超臨界 』

手本は人を教える学校であり
他からは何一つ学べない
( エドマンド・バーク )

価格競争は「囚人のジレンマ」――松井彰彦

2024-06-25 | 08-経済・企業・リーダーシップ
二人の共犯者AとBが留置所で取調べをうけているとしよう。二人とも黙秘を押し通せば証拠が乏しいため、別の微罪による立件となる。二人とも自白する気はなかったが、さすがの警察は各人に切り出す。「お前が自白すれば、あいつを主犯にして、お前はそそのかされたことにしてやる。ま、基本的に無罪放免だ」 . . . 本文を読む

ドラッカーに「目標管理」を教えた小学校教師――ミス・エルザ

2024-06-25 | 08-経済・企業・リーダーシップ
ミス・エルザは校長で私の担任だ。9月の新学期が始まると、私たち一人ひとりを呼び出して話し合った。「ピーター。あなたには得意なものがいくつかあるけれども一つだけ生かさなかったものがある。わかる?」。私は首を横に振った。「作文。得意なのにあまり練習しなかったでしょう。作文の練習をこれからの目標の一つにしましょうね」。こんな調子で読みや綴(つづ)り、習字、算数についても目標が定められ、学習帳に書き込まれる。彼女は、潜在能力がありながらそれを生かしていない分野があると執念を燃やして対応したのだ。 . . . 本文を読む

ルーズベルト大統領を勇気ある人間に変えた小説――江川ひろし

2024-06-25 | 03-自己・信念・努力
はじめて戦場にでるのはだれでも恐ろしいものだが、とるべき道はただ一つ。戦闘など全然怖くないといった顔で立ち向かうことだ。いくら逃げたって弾がとんでくるときはとんでくる。弾丸など怖くないといって立ち向かえば弾丸のほうが逃げていく。この態度をつねに取り続けていると、見せかけだけでなく本当に度胸がすわってくる。恐怖を知らぬ態度をとり続けているうちに、いつの間にか本当に恐怖を感じなくなり、度胸のある人間になるのだ。 . . . 本文を読む

インドでは女児の出生が制限される――朝日新聞

2024-06-25 | 04-歴史・文化・社会
インドで97年1年簡に生まれた子どもの男女比を検証したところ、男児1千人当たりの女児の数は899人で、世界平均より低かった。調査グループは、出生前の性別判断で女の赤ちゃんとわかった場合に人口妊娠中絶をしている可能性が最も高い、と分析している。インドでは、一家の跡取りであり、労働力となる男児の誕生を強く望む。また結婚時に花嫁側が花婿の家に高額の金品を贈るダウリー(婚資)の習慣も広く残っているため、女児を嫌う傾向がある。 . . . 本文を読む

追い込まれたときに発揮される力は必ずある――羽生善治

2024-06-25 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
なぜそう決断したのか筋道を立てて説明しろと言われてもできない。「ただ直感で」というのは人を説得しにくいものですが、おそらく土壇場での直感の7割は正しいと私は感じています。体験や知識を土台にしながらも、さらに踏み込んでいく力を持っているのが人間の本質ということなのかもしれません。追い込まれたときに発揮される力は必ずあるのです。 . . . 本文を読む

もっとも日本にも上品な笑いを解する人がいないわけではない――外山滋比古

2024-06-25 | 05-真相・背景・経緯
われわれの会話はとかくおもしろ味に欠けることがすくなくない。それでは淋しい、と思う人たちが、冗談を言うが、たいていは駄じゃれのたぐいである。さらに気おけない仲間だと下品な話題がとび出す。これは女性を意識しないでいい男だけの話が多かったことを反映している。そういうタネでないといっしょに笑うことができないというのは、ことだまのさきはふ国などと自称した国だけに情けない話である。 . . . 本文を読む

企業に森林の手入れを支援してもらう――垂見光貴

2024-06-25 | 08-経済・企業・リーダーシップ
10月18日朝、JR恵那駅から約30分の岐阜県中津川市蛭川地区の人工林。「目の高さを基準に枝を切ってください」。同県職員の呼びかけで約20人の日本たばこ産業(JT)の社員と家族がノコギリを手に薄暗い林の中に入り、ヒノキの枝打ちを始めた。それから30分。枝が少なくなり林の中に日が差し込んで明るくなるとみんなの表情も一気に緩んだ。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 突如現れた「皇女」なる奇妙な制度——竹内久美子 》

2024-06-25 | 05-真相・背景・経緯
ともあれ、女性宮家が女系天皇につながる危険性があるというのは、生まれたお子さんがお相手の家の子であり、その方が天皇となると女系天皇になるからだ。では、今回の「皇女」はどうなのかというと、結婚されてもご夫婦で公務を行うわけだから、半分皇室に残っておられるような存在である。そうこうするうちに、そんな中途半端な状態はよくない、旦那さまともども、皇籍復帰してもらおうではないかという世論が高まるだろう。となれば、「皇女」という制度は女性宮家と何ら変わるところがない。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 学術会議で提言 軍事研究妨害の撤回促せ――産経新聞 》

2024-06-25 | 05-真相・背景・経緯
学術会議の声明は、侵略を未然に防ぎ、万一の有事には敵を撃退する防衛力、抑止力を整える意義を否定するのと変わらない。その一方で学術会議は、科学技術の分野でも「軍民融合」路線を進める中国の科学技術協会と、協力促進の覚書を結んでいる。自国の防衛省との協力に反対し、中国人民解放軍の強化に取り組む同国の科学技術機関とは不用心に協力を進めていいものか。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 GHQ、禁断の「産児制限」――河合雅司 》

2024-06-25 | 04-歴史・文化・社会
それにしても日本の出生数の減少ペースは速い。戦後のピークである昭和24(1949)年の約270万人と比較すると、70年弱で約3分の1に減った。しかも、その推移を追いかけると、気になる変化が見つかる。24年の翌年は出生数が一挙に36万人も減り、第1次ベビーブームが突如終わっているのだ。戦後、占領政策を実施した連合国軍総司令部(GHQ)が、堕胎や避妊による「産児制限」を仕向けていたのだ。日本の少子化は、GHQによって引き起こされた”人災だったともいえる。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 LGBT濫訴の危惧――島田洋一 》

2024-06-25 | 05-真相・背景・経緯
2012年、コロラド州の菓子職人、ジャック・フィリプス氏が、ゲイ・カップルからの創作ウエディングケーキの注文を、自身の信仰を理由に謝絶した。その際、既成の焼き菓子や誕生日ケーキなら喜んで売ると述べている。自らを「ケーキアーティスト」と呼ぶフィリプス氏は、婚約者たちから、なれそめや将来の夢を聞きつつ、芸術的感興の赴くままに一個の作品に仕上げていく過程に喜びを見出(みいだ)していた。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 「かぼちゃの馬車」事件――上念司 》

2024-06-25 | 05-真相・背景・経緯
2018年の4月18日、女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を手掛けるスマートデイズが、民事再生手続きを棄却され、破産することが決定しました。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 スペイン大帝国没落のわけ――若狭和朋 》

2024-06-25 | 04-歴史・文化・社会
イギリスやオランダが植民地でいかに酷いことをしたかは、今では広く知られています。殺されたアメリカ原住民やインドネシア人のその数を知る人はいません。同じことをスペインもやった「だけ」です。しかし、スペインは敗けました。悪口合戦に敗けたスペインは、歴史の敗北者になり果てました。つまりスペイン人たちはスペインの歴史に自信が持てなくなっていったのです。 . . . 本文を読む

従軍慰安婦という嘘 《 暴かれ始めた「慰安婦」虚構——阿比留瑠比 》

2024-06-25 | 05-真相・背景・経緯
今月3日にも、江原道平昌(カンウォンドピョンチャン)の「韓国自生植物園」に設置された慰安婦にひざまずき謝罪する安倍晋三首相を模した像に対し、韓国保守系団体が像撤去を求めて抗議する一幕があった。園側が国際儀礼上あり得ない悪趣味な謝罪像をつくり、その写真集を販売するなど悪乗りしているのは従来の韓国と同様である。ただ、団体側が「旧日本軍による(慰安婦)強制連行などなかった」と堂々と訴えたのは、韓国社会で慰安婦問題に関して異論が述べられるようになったという歓迎すべき変容ではないか。 . . . 本文を読む

南京大虐殺という嘘 《 連合国の政治的意図――東中野修道 》

2024-06-25 | 04-歴史・文化・社会
中華民国側が提出した「敵人罪行調査報告」(前出)に記載された南京市内での膨大な遺体の埋葬数が「決め手」となり、「大虐殺」の実在が確定された。崇善堂という慈善団体などは戦後の調査に対し、1938年4月に十万体の遺体を埋葬したと申告していた。これらの調査結果に著しく信憑性が欠けることは、東京の裁判では欧米人をふくむ弁護団により明快に指摘された。 . . . 本文を読む