事が思うようにいかない場合でも、人のせいにして、相手をなじってはいけない。それよりも自分自身の姿勢を検討することが大切なのだ。自分の魂が充実すれば、人の魂の中にある仏性を拝むことができるようになる。その人の仏性はまだ顕現していないのかもしれない。本人自身も自分は御仏(みほとけ)の生まれ変わりだと気付いていないのかもしれない。でもそういう相手側の事情に左右されることなく、その人を拝めるようになろう。 . . . 本文を読む
大昔、動物がついにひとへの我慢を切らした。動物を狩り殺しても、その一部しか食べず、あとは腐るままにする。川や湖で魚を捕っても、その骨を火や水に放り投げる。ひとを生き延びさせるために犠牲になることに合意した動物たちに感謝するこころをなくし、動物が少なくなっても狩りを続けたからだ。そこで動物たちは対策を決めようと会議を開いた。 . . . 本文を読む
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)はウイルスを撃退する力をもち、ガンが発生したときにも活躍するが、このNK細胞は抑鬱(よくうつ)状態や気持ちが弱ったときには働きが著しく衰えてしまう。このNK細胞を活性化させるためにも、人は積極的に生きることを迫られているのではないだろうか。 . . . 本文を読む
経済成長とともに産業のウエートが第一次産業(農林水産業)から製造業など第二次産業へ、さらにはサービス業など第三次産業へと移行することは、ぺティ・クラークの法則として知られています。実はこの法則、古代メソポタミア文明においてもその通りに働きました。その結果、基幹産業である農業はかえりみられなくなり、メソポタミアの衰退を招くことになります。 . . . 本文を読む
今、NHKの夜の連続ドラマ「どんまい!」に出演し、周りの俳優陣に刺激を受けながら、自分がここにいる縁を楽しめている気がします。「病気をしたつらい経験は、俳優の仕事に生きるはずだよ」と夫は言ってくれます。いつかそんな日が来るよう、焦らず一歩一歩歩いていきます。
. . . 本文を読む
私は、この生の軽やかな踊りと笑いを、大乗仏教に見出すものである。空海はもちろん、道元や、日蓮や、親鸞の中にも、この歓喜と恍惚にみちた生の軽やかな踊りと笑があるのである。仏教は葬式と結びつくことによって、この生の踊りと笑いを忘れている。私は、まず仏教者が、こういう生の無邪気な踊りの踊り手であり、他意のない笑の笑い手でなくてはならぬと思うのである。 . . . 本文を読む
1941年11月21日、日米交渉は最終段階を迎え、ハルは日本に突きつける回答文案(のちのハルノート)を胡適に示した。これを日本に示すと近い将来に日本軍は軍事行動を起こすことになろうとにおわせた、この案についての本国の意向を打診せよと迫った。この案には、正直なところ中国についてはまったくといっていいほどふれられてなく、胡適も宋子文も失望のあまりうなだれるほどの内容であった。 . . . 本文を読む
KGBの工作パターンをもっと効率的に巨大なメカニズムとして、日本にチャイナエージェントの大網を見事に構築したのが中国である。なにしろ日本では、中国がとくに工作をしなくとも、「親中派」という鴨が葱を背負ってせっせと中国の全体主義に奉仕してくれる。手の施しようがない莫迦の列! . . . 本文を読む
人件費を使って組合費を徴収し、事務所を無償で貸与し、ヤミ専従も黙認する。なぜ首長はこれほどまでに労働組合に気を使うのか。なぜ、労働組合、特に自治労はそれほどまでに力を持っているのか。彼らの力の源泉は、政治活動にあります。公務員は政治行為を法律で禁止されているのですが、そこには様々な抜け道が用意されています。 . . . 本文を読む
資格を持っているだけではまったく意味がないし、そもそもこれから資格はいらなくなる。これは参入障壁で設けているだけだ。例えば、税理士には試験があってその数は限定されているが、税法の適用くらいならビッグデータを使うAIの方が圧倒的に強い。毎年刻々変わる税法を勉強していない税理士も多いからだ。そういう人よりは、最新情報を常に更新できるAIが強いに決まっている。 . . . 本文を読む
多くの日本人はUnited Nationsを、何か国際平和を守り世界各国が助け合う正義の組織のように思っていますが、それは誤った認識です。さらに言えば、United Nationsをそのようなニュアンスのある「国際連合」と訳したのは、組織の実態を隠すための、当時の外務省による意図的な誤訳なのです。 . . . 本文を読む
戦後間もなく、地元沖縄の左翼系新聞が、「鉄の暴風」と題する連載記事を掲載した。その中で住民の集団自殺の悲劇は軍の命令によるものだったと報じた。これが「集団自殺、軍の命令説」の始まりである。 . . . 本文を読む
この度検定を通過した中学7社の教科書の近現代史の記述は、日清・日露戦争をまで単なるアジア侵略戦争として位置づけている。そればかりか、明治国家そのものを悪とし、日本の近現代史全体を、犯罪の歴史として断罪して筆を進めている。例えば、証拠不十分のまま「従軍慰安婦」強制連行説をいっせいに採用したことも、こうした安易な自己悪逆史観のたどりついた一つの帰結であろう。とめどなき自国史喪失に押し流されている国民の志操の崩落の象徴的一例といわざるをえない。 . . . 本文を読む
繰り返すが、「南京大虐殺」を孤立したプロパガンダととらえるのは誤りだ。プロパガンダの本命は屑鉄・石油禁輸キャンペーンであった。いわゆる「南京大虐殺」は、このキャンペーンの一翼を担う悪質なでっちあげに過ぎない。 . . . 本文を読む