電脳筆写『 心超臨界 』

悲しみは二つの庭を仕切るただの壁にすぎない
( ハリール・ジブラーン )

仕事の目的は仕事をつづけること――マルロ・モーガン

2024-06-13 | 08-経済・企業・リーダーシップ
「ミュータントにとって仕事は災難になっているようね。あなたがたが仕事をはじめたのは、人が自分の力で手に入れられる以上の品物を持ったり、自分の能力を発揮したり、お金を手に入れたりするためでしょう。でも今では仕事をつづけることが仕事の目的になっているのね。私たちにとってそれがふしぎでならないの。品物や人間は現実にあるものとして見えるんだけど、仕事は現実のものとは見えないから」 . . . 本文を読む

健康の衰えは繕うべき傷のある知らせ――マルロ・モーガン

2024-06-13 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
この〈真実の人〉族はこう信じている――人は病気の犠牲者になるのではない、永遠の意識である、より高い存在が私たちの意識に話かける唯一(ゆいいつ)の手段が肉体なのだ、と。健康の衰えは、身辺を見つめ直して自分が繕う必要のある重大な傷を分析するための合図だ。その傷とは人間関係、揺らいだ穴の開いた信念、出口のない恐怖、私たちの造り主にたいする不信、人を許せない頑(かたく)な心などだ。 . . . 本文を読む

多様な文化を持ったそれぞれの地方を創り直す――菅原文太

2024-06-13 | 09-生物・生命・自然
格別の友人と言えば、ニホンミツバチが我が家の羽目板にここ何年も巣を作っています。そんな生き物たちを見ていると、壊れてゆく山や森や川、変わりゆく風景のことを忘れて、自然の恩寵(おんちょう)がまだまだ残っていて、悲観するのは早いと言われているような気がします。( 菅原文太 ) . . . 本文を読む

明治初期、CSRを企業理念とする――伊庭貞剛

2024-06-13 | 08-経済・企業・リーダーシップ
銅製錬に用いる燃料を確保するために、周辺の山林が乱伐される。その結果、別子銅山周辺の山林は「十中八、九は禿(は)げ山」だと報告される時期もあった。1899年8月28日に別子銅山に起こった豪雨による山津波は、天災ではあったが、同時に人災でもあった。 . . . 本文を読む

全身が総毛立つような戦慄の念――志村武

2024-06-13 | 03-自己・信念・努力
お釈迦さまも「食欲も怒りも、善を求めずに悪ばかりを求める気持ちも、自分自身から生じる。また、全身が総毛立つような戦慄の念も、自分自身から生じるのだ」と説く。恐怖心はすべて自分自身がつくり出したものなのだ。山岡鉄舟は、いざという時に度を失わないようにするためには、「心胆の鍛錬」が必要という。 . . . 本文を読む
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子どもを百㌫信頼していますか?――本田健

2024-06-13 | 03-自己・信念・努力
『致知』11月号に、天外伺朗さんと本田健さんの対談が載っている。お二人とも、潜在意識の力を知り、それぞれに活用されているように思えるので、たいがいの著作は興味深く読ませてもらった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 ユダヤ人、イスラエル問題と不思議な結びつきをもつ――佐藤優 》

2024-06-13 | 04-歴史・文化・社会
2002年5月14日午後、外交史料館3階の応接室で筆者は逮捕された。逮捕容疑は、2000年4月、イスラエルのテルアビブで行われたテルアビブ大学主催のロシア問題に関する国際学会に袴田茂樹青山学院大学教授、田中明彦東京大学大学院教授らを派遣する際の費用を外務省関連の国際機関「支援委員会」から拠出したことが背任にあたるというものだった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 「杉原千畝氏の名誉を回復した人物」として認知される――佐藤優 》

2024-06-13 | 04-歴史・文化・社会
シカゴ商品取引所を訪れた際、取引所のレオ・メラメド名誉会長が小渕恵三総理よりも鈴木氏にていねいに対応する。鈴木氏が「なぜだろう」と思っていたところ、メラメド氏が「命のビザ」のコピーを示して、「私はこのビザで救われました。杉原千畝さんの名誉回復を鈴木先生がしてくださったということを知り、お礼が言いたかったのです」と言った。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 世界の情報をいち早く伝えたロイター通信社――馬淵睦夫 》

2024-06-13 | 05-真相・背景・経緯
彼らは通信社を握り、新聞社を傘下に収め、さらにラジオ・TVを所有しました。通信という視点から見て世界史的意義を持つ出来事は、グリエルモ・マルコーニによる無線電信の発明です。イギリスのロスチャイルドはこの発明に目をつけ、マルコーニ社を買収してアメリカにRCA(Radio Corporation of America)という支社を設立し、ロシア系ユダヤ人のデビッド・サーノフを支社長として送り込みました。 . . . 本文を読む

悪魔の思想 《 大江健三郎――詐術(トリック)だらけの大江・謝罪補償論/谷沢永一 》

2024-06-13 | 04-歴史・文化・社会
第一に、これまた繰り返しになりますが、近代における国家と国家の間では、謝罪といえども、それを条約の形で現実化するのが常識です。たとえば、第一次大戦後のヴェルサイユ条約、これは連合国側に有無を言わせず強制されたものとはいえ、内容の面ではドイツが謝罪した結果となっています。問題は、常にどういう条約を結ぶかの話合いに落ちつくわけですから、大江健三郎が謝罪論をふりまわすのである以上、支那(チャイナ)に対する謝罪条約の条文原案を公表する義務があります。 . . . 本文を読む

歴史を裁く愚かさ 《 ナチ犯罪と従軍慰安婦を一線上に並べる愚——西尾幹二 》

2024-06-13 | 04-歴史・文化・社会
「慰安婦問題」とか「管理売春」とか「強制連行」とか、日本の論壇だけが歴史の悲劇の象徴例のように言い立てているが、ドイツでは――あるいはヨーロッパではといってもいいが――1939~45年の凄まじい破局と底なしの人間悲劇が全体として取り上げられ、問題にされるのであって、いわれてみれば女性の迫害史もその中の一つであるな、と、最近でこそ少しテーマにする人がいるらしい。 . . . 本文を読む

日本史 古代編 《 中流者の意識が家元を生んだ――渡部昇一 》

2024-06-13 | 04-歴史・文化・社会
イギリスなどでも、貴族なんかは説教を聞いたり、『自助論(セルフ・ヘルプ)』(スマイルズ著)などの教訓書は読まない。実力でやっていかなければならない人たちが教訓を求めるのである。今の世の中でもハウ・ツウ物など読む人たちは意識が中産階級的で、実力がなくなると転落するおそれがある階級にいることを、心のすみにでも持っている人である。 . . . 本文を読む

人間通 《 決まり文句――谷沢永一 》

2024-06-13 | 04-歴史・文化・社会
現代の主な情報源は、テレビ、新聞、週刊誌、の順である。新聞には勿論(もちろん)スポーツ紙を含む。いずれも速報性を主眼とする。当然のことテレビが突出して先駆(さきが)けの功を誇っている。そのため朝刊の記事からは新鮮味が失われ、いわんや夕刊は存亡の危機に立たされている。とにもかくにも拙速を旨(むね)とするテレビが報道の王座を占めることになった。 . . . 本文を読む

向上心 《 “敵意”はブーメランのように戻ってくる!――サミュエル・スマイルズ 》

2024-06-13 | 03-自己・信念・努力
人と仲よくし、信頼されたいと思うなら、相手の人柄に好意を払わなければならない。人の顔や姿がみなちがうように、考え方も性格も十人十色(といろ)で、それぞれに特徴がある。自分がそうしてほしければ、こちらもそのちがいを上手に受け入れなければならない。人とちがう自分の特徴には気づきにくいが、はたから見ればはっきりしている。自分が人とちがう点を、他人はどう思っているのだろうかと気に病む人は意外に多い。ある人は他人の冷たい態度だけを気にしすぎて、勝手に絶望的になってみたりする。 . . . 本文を読む

自分のための人生 《 みずからつくった「かせ」をはずす――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-06-13 | 03-自己・信念・努力
しきたりに従っていると、まちがいなく、私たちはいつまでもずっと変わらない。しかし、しきたりを投げ捨てると、世界を自分の思うとおり創造的に扱うことができるのだ。自分の行為は自分で判断し、自分を信頼して、そのときどきの決断をくだすようにしよう。しきたりだらけの人生に答えを求めようとしてはならない。どう歌うべきかなどということは気にしないで、自分の好きなように自分自身の幸せの歌を歌えばよいのだ。 . . . 本文を読む