電脳筆写『 心超臨界 』

敵を知り、己を知れば百戦殆うからず
( 孫子 )

事故の全責任は私にある――松田昌士会長

2024-06-22 | 08-経済・企業・リーダーシップ
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松田昌士会長は、開口一番「事故の全責任は私にある」と述べられました。命を預かる鉄道の経営者として、事故が起これば引責辞任するのが当たり前。原因を問う前に、全ての責任は私にあると言い切りました。耐震偽装のような経営者の倫理が問われる事件が相次ぐなかで、経営者あるいはリーダーとして、潔いケジメのつけ方を教えてくれたように思います。事故で亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。


◆事故の全責任は私にある――松田昌士会長

「JR東日本 松田会長が辞意――山形脱線『事故の全責任負う』」
( 2005.12.30 毎日新聞 )

JR羽越線の特急脱線転覆事故でJR東日本の松田昌士(まさたけ)会長(69)は29日、山形県庄内町の現場を視察し、「事故の全責任は最高責任者の私にある。出処進退は命を預かる鉄道のトップに立ってから常に頭にある」と述べ、原因究明などにめどが立った段階で引責辞任する意向を示した。国鉄民営化で87年に発足したJR東日本で、経営トップが事故の責任を取り辞任するのは初めて、国土交通省には「事故で人命を奪った責任は重い」との声が強く、大塚陸毅(むつたけ)社長の進退も問われることは必死の情勢だ。

松田会長は旧国鉄の分割・民営化を推進した「国鉄改革3人組」の1人。JR東日本社長を7年務め、00年6月に会長に就任した。JR西日本の垣内副社長、南谷昌二郎会長は、4月に起きた兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故の責任を取り、来年2月の辞任が決まっている。東西のJR経営トップが、人命を奪った事故で引責辞任する異例の事態になった。

一方、大塚社長は松田氏の後を引き継いで社長に就任し、在任5年半。事故の重大性から、厳しい判断を迫られそうだ。

松田会長は現場で献花した後、「亡くなった方に心よりおわびする。補償は出来る限り全力を尽くす」と陳謝。「今、出処進退がどうこうより、原因追及や対策などが私のなすべき第一のこと」としながらも、「私どもの鉄道で、これだけ多くの方が亡くなった」と辞任の考えを示した。

事故原因については「(現場)は風の強い所と言われているが、一つの原因で起きるとは考えられない。突風対策は世界の鉄道関係者が悩んでいるが、知恵を出して対策を講じたい」と語った。
【瀬尾忠義、堀文彦】
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