「こないだ泥を掃いていたら、若い娘に『ババア、ほこりを立てるな』って怒鳴られた。あとから来た5人の女子高校生が、『お婆さん、あんな人には泥ぶんまけてやんな』って味方してくれてね。でもわたしゃ『娘さん、悪かったね』って謝ったんだ」「まだ金をくれようとする人がいるが、いやだね。それはみんな警察に届けている。ほしいのは『おはよう』と『ご苦労さん』という言葉だけなんだけどね」 . . . 本文を読む
人は自分の存在を気にかけてもらえると非常にうれしいし、逆に、無視されると、非常にプライドが傷つくものだ。あなたの身のまわりにいる人も同じである。人から関心をもたれたいのに、それが満たされずに欲求不満に陥っている人が現代人には多い。だから、もしあなたが友人を得たいと思ったら、会社の人間から信頼を得たいと思ったら、あなたのほうからまわりの人に関心を示すことである。 . . . 本文を読む
「世界の指導者は人類の運命を変える貴重な教えに耳を傾けようとしない」と怒りをこらえきれない長老によれば、ホピの予言である母なる地球の大粛清は、すでに始まっている。火山の噴火や地震、大洪水などの急増はそのあかしだとし、「文明終焉(しゅうえん)の日は近い。サバイバルに向けて用意を整えなさい」とさかんに諭すのだ。 . . . 本文を読む
宮城県唐桑(からくわ)の海で養殖をしている畠山重篤さんに、教えてもらいました。「養殖は湾のような波の静かな所ならどこでもできるのでしょう、と思われがちですが、大事なのは川です。リアス式海岸といいますが、スペイン語で汐入り川(しおいりがわ)のこと。川が削(けず)った入り組んだ谷が、海岸になったのがこのあたりです。この川が海を豊かにしているんです」 . . . 本文を読む
戦後の日本では、1950年代後半から1970年代前半にかけての高度経済成長期に中流社会が発展を遂げ、いわゆる「新中間層」という階層が増加した。ところがいまは、この「中」が減って、「上」と「下」に二極化しているという。二極化といっても「中」から「上」に上昇する人は少なく、「下」に下降する人が多い。「下流社会」の三浦展さんは、漫画「ドラゴン桜」はこうした下硫化に歯止めをかけるために登場したのだ、という。 . . . 本文を読む
トヨタの松井邦夫さんは、伸びない芝生を開発した。トヨタが参加した中部国際空港計画で00年、「手入れが楽な芝生を」と、要請されたのが開発のきっかけ。昨年2月の開港に間に合わせるため、5年以上かかる開発を3年に短縮された。トヨタ生産方式の基本は「ムダ取り」。松井さんは開発期間を短縮するため、シバが成長する前に選抜する方法を考え出した。選抜のポイントは、草丈が低いことと早く横に広がること。5万粒の種から始め、選抜の最期に残ったのはたった1株。期間内ぎりぎりで開発は成功した。 . . . 本文を読む
日本にとって、地理的に近接する世界第2の大国との間で良好な関係を安定的に保てるならばそれにこしたことはない。新型コロナが猛威を振るい続ける中で日中という世界有数の大国が強調できれば、アジアと世界にも多くの貢献ができるだろう。加藤官房長官は王氏に対し菅政権が日中関係を重視している旨を伝えたというが、むべなるかなと思う。だが、日中関係の安定が重要だということは日本が何をさしおいても対中関係の安定を優先すべきだということを意味しない。
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私は宮崎さんと異なり、オバマ政権は戦略家の不在ではなく、あえてオバマが有能なスタッフ置こうとしなかったとみています。国家のためにやるべきことをやらなかっただけです。経済的にも軍事的にも、米国を弱体化させるのが、オバマという政治家の目的だったのでしょう。日本の鳩山由紀夫元首相とよく似ています。トランプ政権が規制緩和と減税により経済回復を実現しているのに比べると、オバマがいかに駄目な指導者であったか、よく分かります。 . . . 本文を読む
9条2項「戦力不保持」条項は、国際法で違法化されている「戦争(war)」を行うための潜在力である「戦力(war potential)」を保持しないことを日本国民が宣言した、現代国際法遵守のための条項である。自衛権行使の手段の不保持は宣言されていない。 . . . 本文を読む
9条1項「戦争放棄」条項は、国際法で違法化されている「戦争(war)」行為を行わないことを、日本国民が宣言した、現代国際法遵守のための条項である。国際法秩序を維持するための自衛権は放棄されていない。 . . . 本文を読む
オリジナル記事(水間条項国益最前線ブログ)はこちら↓
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
●小樽龍宮神社を建立した人物は、蝦夷共和国総裁として1868年~1869年に箱館戦争(戊辰戦争)を戦った榎本武揚である。箱館戦争を蝦夷共和国総裁として戦って敗北し、囚われの身になっていた榎本武揚は、新政府軍の司令官として戦った黒田清隆の強い要請に . . . 本文を読む
戦後の日本経済の高度成長に伴い、高等教育に対する国民の要求が高まり、とても国公立だけではカバーできなくなり、私立の高校、大学への進学者が増え、私学も広く社会的存在になっていた。一方で、授業料の値上げが相次ぎ、国交立と私学の差が際立ち始め、授業料値上げ反対闘争が学生運動に連動したり、私学経営も多くの問題を抱えるようになった。そこで1970年度以降、政府の予算から私立大学などに私学補助が出るようになった。 . . . 本文を読む
日本の戦後復興は、「良き占領」によるものではなかった。米国の占領政策がうまくいったかのように見えるのは、占領後期、民意に支えられ、ドッジのお墨付きを得た吉田の経済政策をGHQが追認せざるを得なくなったからであった。占領後、吉田が確立した均衡財政・市場重視の経済運営の下、日本は奇跡といわれた高度経済成長を遂げる。 . . . 本文を読む
しかるに桜井さんは、石原信雄氏の口から、当時いくら探しても客観的証拠はなく、16人の女性たちの証言は、日本政府がソウルで聞き取り調査をすると決めた瞬間から強制連行の“証拠”となるべき運命であったことが示唆されている。逆にいえば、16人の証言がたとえなくても、(客観的証拠は他にもちろんない)強制連行を日本政府が認めるつもりでいたことが見えてくる。 . . . 本文を読む