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筒美京平作品ならいくらでも語れる>歌謡スクランブル

2021年08月09日 | ラジオ番組の話題

 本日のNHKFM歌謡スクランブルは、「ヒットメーカー・筒美京平の世界(1)」でした。色んな曲がオンエアされましたが、語ろうと思えばいくらでも語れるので、気になったところのみチェックします。

 「雨がやんだら」は、当時からよく知ってましたがあらためて聞くと、あまり歌はお上手でないような気が…。(意見には個人差があります。) が、この方は宝塚歌劇団の出身なので基礎はしっかりしてそうな。う~む。

 奥村チヨの「嘘でもいいから」というのは、昔から一応知ってはいましたが、ちゃんと聞いたのは大人になってから。私は山口百恵の「あなた~の~ ××××が欲しいのです。」とか「あ~なた~が望むなら~ 私ナニをされてもいいわ~。」とか、そういうおじさんをモリッとさせるような曲は馬鹿馬鹿しいと思ってたのですが、この曲もなかなか。が、この曲は作詞が川内康範先生なんですね。

 川内康範先生というと、「月光仮面」の原作者でもあり「レインボーマン」「ダイヤモンド・アイ」「コンドールマン」なども書いてるわけで、そういう方が「撫で撫でして~ね~」という歌詞を書いてたのが本当に意外。さらに、調べてみたら映画脚本としては「ラーマーヤナ」もやってたそうです。ふ~む、世の中知らない事が多いです。

 「真夏の出来事」(平山三紀)は、ヒットした当時から曲だけは知ってたのが、10年くらい経ってからちゃんと聞いたら「こんなスカスカなアレンジだったんだ!」と驚きました。別に手抜きというわけじゃなく、イントロのリフを基本にした伴奏なので、あのままだと歌いにくかったのでは?と心配になったり。

 「夜が明けて」(坂本スミ子)という曲は知らないと思ってたのが、一応聞き覚えはありました。今あたらめて聞くと、こういうのがヒットチャートに上がるのはなかなか素敵な世界だったと思います。おしゃれな曲です。

 「愛の挽歌」(つなき&みどり)は、当時はよく聞きましたが最近ラジオで聞くのはすごく珍しいです。これも「真夏の出来事」同様に、素人はこのカラオケではなかなか歌いにくい感じはあります。

 「青いリンゴ」(野口五郎)は、今回あらためて聞いた感じは、今度カラオケで歌ってみたいと。まあ、今のご時世カラオケになかなか行けないのですが。

 「恋する季節」(西城秀樹)もめったに聞くことのない曲ですが、なんかサビ後のオブリガードに、カーナビーツの「お前の~すべ~て~」を使ってませんか?というのが新たな発見でした。

 最後はヒロミ・ゴーの「男の子女の子」。これは思い出すことがいろいろ。「河内のおっさんの唄」をヒットさせたミス花子さんが、テレビで生で歌う際はギター一本でやってたのですが、前半のセリフの部分はドスを聞かせて、後半の「河内の~おっさんのうた~」という部分は可愛く、というのを強調させて自分で合いの手に「ゴー!ゴー!」とか入れてました。この人は、MROラジオで「集まれC&C」という番組のパーソナリティーをやってたので、石川県民には結構馴染みがあります。

 そして、この「男の子女の子」は、かのスーパーギタリスト矢島賢さんがプロとして初めてギターをレコーディングした曲だそうです。この人は、「プレイバックパート2」や「少女A」「タッチ」などの印象的なギターで知られてますが、南沙織さんの「傷つく世代」もそうだし、アリスの「遠くで汽笛を聞きながら」などは歴史に残る名演と言われています。

 70年代から21世紀になるまで、それこそ物凄い数のレコーディングに参加したスタジオミュージシャンですが、我らがひっちゃんこと石川ひとみさんの「くるみ割り人形」「らぶ・とりーとめんと」のギターも矢島さんの演奏です。どちらも名演ですね。

 ということで、筒美京平先生の曲については、私のようなものでもいくらでも語れることがありますが、明日はその二日目です。歌謡スクランブルは「らじるらじる」の聴き逃しにもありますので、皆さん是非お聞き下さい。ゴー!ゴー!


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