今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

デビュー40周年につき石川ひとみのシングル曲を語る企画 最終回(にわか雨)

2019年05月23日 | 石川ひとみ

 昨年2月から始めた企画ですが、いよいよ最終回となりました。いろいろあってファンをお休みしてた私が、彼女が40周年を迎えるにあたり不完全燃焼だった自分のファン活動をもう一度燃え上がらせてみたいというのが一つ、もう一つは折角ブログを持ってるのでちょっと騒いでみれば同じくファンをお休みしてた人を掘り起こせるのではないかと、そういう気持ちで始めた企画でした。調べてみたら、初回は昨年の2月18日でした。(初回の記事はこちら

 この1年ちょっとの間に、2枚組ベストアルバムが発売され、35年ぶりのオリジナルアルバムも出て、各地でのリリースイベントもあり、ホールでのコンサートも数回行われました。その間、テレビ、ラジオの出演もあれこれ。もちろんアルバム発売と記念コンサートが行われるのはわかってたものの、予想以上の盛り上がりを見せたのではないでしょうか。最近のコンサートでは親衛隊も復活して往年の熱いコールまで聞けたくらいですし。

 その40年記念企画の最後の記事は「にわか雨」。これは1983年6月21日発売。作詞:岡田富美子、作曲:西島三重子、編曲:松任谷正隆という作家陣でした。一言でいうと「可愛い曲」です。あの「のんだくれ」「池上線」の西島三重子さんが、こんな可愛い曲を書くとは!と当時のファンが驚いたかどうかは知りません。とはいえイントロの始まりは強烈なドラムの乱れ打ち。(いえ、実際は乱れてはないですが) あれが、バケツをひっくり返したような「にわか雨」を連想させるのでしょう。

 メロディーも歌詞も歌い方も可愛く爽やかな曲ですが、私は当時テレビを持ってなかったので(こればっか)、テレビの歌番組では見た記憶がありません。とはいえ、この曲が出たのは知ってて、春に寮を出て一人暮らしを始めた部屋では常時FM大阪を聞いてたので、そこでちょくちょく聞いたのかもしれません。

 私の場合、男女関係のドロドロの曲はあまり好まない傾向があるので、この曲の世界は好きです。尾崎亜美さんの「初恋の通り雨」という曲があり、亜美さんの曲ではかなり好きな曲なのですが、詞の世界はほんのちょっとだけその世界にも通じるものがあり、青春時代の甘酸っぱい感じはなかなか味わい深いです。

 当時の関係者の証言によると、レコード会社側では「まちぶせ」の次のシングルはこれにする予定があったとか。しかしプロダクション側の意向でシングルはカバー曲の「三枚の写真」になり、この曲は1年半ほど寝かされたあとで発売になったとか。もし、「まちぶせ」の次のシングルがこれだったら…とかいうのは死んだ子の年を数えるようなものなので今さらどうのこうのとはいいません。

 オリコン最高位は73位だそうで、そこそこヒットしたと言えるのでしょうが、一旦ベストテン入りのヒットを放った歌手としてはチャート的には成功とは言えなかったのかもしれません。しかし、今も彼女はこの曲をステージでは欠かさず歌ってますし、発売から約36年、本人にとってもファンにとっても本当に愛しくて大事な曲になってよかったなと思います。

 石川ひとみさんのシングル曲はこれ以降もいろいろありますが、私がリアルタイムで追いかけていたのはここまでなので、今回の企画はこれで最終回とします。なによりも、明後日の25日からはデビュー41周年になりますし。最初からお付き合いいただいた方は本当にありがとうございました。一人で騒ごうと思ってたのですが、この記事のおかげでネット上でもリアルな世界でもお仲間ができて嬉しかったです。

 さて、41周年はブログでどんな企画をやろうかなぁ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿