先日のレッツゴーヤングのイベントでの話。太田裕美さんがスクールメイツ時代の話をしてました。そもそもなぜ歌手になったかという話になった際、彼女は当時ジュリーの大ファンで、同じ渡辺プロのスクールメイツに入れば会う機会があるのではというのがきっかけだったとのことです。
その話が出たとき、クリス松村氏がすかさずスクールメイツの「愛するハーモニー」のシングル盤を取り出し、「ここにランちゃんがいてスーちゃんがいて太田裕美さんも映ってる」と前の方の人たちに見せてました。そもそも画像をスクリーンに映したわけではなく、シングルのジャケット持って見せて回ってたので、まぁ見えたのは最前列くらいでしょう。
で、「その当時の映像があるんです」というので「おおっ!」と思ったら、出てきたのがステージ101の最終回。あの時は「君のコスモス」を歌ったんですね。太田さんも「まぁこれはスクールメイツじゃなくてヤング101の時ですけど」と言ってたのですが、特別に珍しい映像ではありません。NHKオンデマンドでも見られるし。
この回は実際にBSでも何回か再放送されてて、私は保存版にして持ってます。ということで、久しぶりに引っ張り出して見てみました。太田裕美さんのミニスカートが可愛いです。「雨だれ」でデビューする半年以上前だったんですね。
ところで、先日のイベントですが会場の前ではフリーマーケットをやってて、このイベントの事を知らずにポスター見て「へぇ~」といってる人がいました。その中で「お、クリス松本だって!」と言ってた人がいて、多分ゴルゴ松本と勘違いしたんだろうと妙におかしかったです。
なお、私はクリス松村氏の「『誰にも書けない』アイドル論」という著書を読んで以来氏を尊敬しておりますが、今回の司会ぶりはその期待に違わないものでした。当日ご本人が言ってたことによると、テレビやラジオでしゃべるのはすべて自分の家にある資料で調べたことを基にしており、インターネットの情報はあてにしてないそうです。今回も荻野目洋子の話題を出した時にWikipediaの間違いを指摘してたので。元々膨大な資料を持ってる上に、いろんな番組でアイドル本人から話を聞く機会も増えてその情報量は日々充実してると思われます。凄い…。
とは言えもう40年以上前の事ですから鮮明には覚えていませんが、
「若い旅」を男女のデュエットで歌っているシーンで、
男性が泣きだしたのが今でも印象に残っています。
きっと最終回の事もあって思わず感涙にむせったのでしょう。
あの曲は永六輔&中村八大のコンビによる曲でしたね。
中村八大さんの曲では、同じく番組の中で歌われた「涙をこえて」
がありました。
これはフィフス・ディメンションの「輝く星座」の日本版を意図して
創られたと何かで知った事があります。
こういう「青年の主張」みたいな「直球ど真ん中青春路線」のような曲は、
昨今の若い人が聴いたら、化石みたいな存在なのでしょうかね?
逆にストレートに歌詞とメロディーが心に響く楽曲を創れる才能は
もういないのかなって思ったりもします。
(「青年の主張」って今でもあるのですか?かつてタモリ氏が茶化してましたが)