生まれは石川県なので、うどんVSそばの文化圏で行くと確実にうどん派になるでしょう。うちの母も味噌汁代わりにうどんを食わせたりする人なので、私にとってそれこそうどんは生活の一部でした。
そういううどん漬けの生活の反動だったのでしょうか、就職してからトーホグを本拠地にするようになってからすっかりそば派へ鞍替え。盛岡は言わずと知れた「わんこそば」が売り物であちこちにそば屋がありますし、当時の活動範囲では一関にも有名なそば屋がありました。
また青森は青森でちゃんとしたそば屋がいっぱいあります。そんなこんなで「うどん=家庭料理、そば=専門性が高くてちょっとゴージャス」というイメージを持つようになったのがその頃でした。
しかし、やはり揺り戻しはあるもので近年は完全にうどん派に復帰。群馬県にはうまいうどん屋も多いようですが、埼玉でも加須のうどんは有名らしいです。現在の行動範囲では「山田うどん」がいたるところにあり、「久兵衛屋」もあちこちにあり、近所のショッピングセンターには「花まるうどん」もオープンしたりで、それはそれは充実した毎日を過ごしております。
最近の傾向では、うどんは週に1回は食べるもののそばは年に1~2回程度という極端さ。サラリーマンの昼食としては、うどんの方がコストパフォーマンスに優れているというのも一因ですが。
ということで、映画「UDON」の予告を見るにつけそそられる毎日です。本場の讃岐うどんってのも魅力ですが、私の場合は別にスーパーで売っている「玉うどん」でもいいのですよ。うどんはツルツルって食べるものだと思ってるので、加須のうどんのようにガブガブ食べるのはちょっと違和感あるのも事実。ちょっと贅沢したいときは稲庭うどんもありですが。
ちなみに今日の我が家の昼食は冷麦でした。うどん派とそば派の間でそうめん派の人たちは形見の狭い思いをしていることでしょうし、そうめん派と冷麦派の争いの中で「にゅうめんが一番」好きという人もいる事でしょう。その辺の細かい勢力図は気になります。
さて、「UDON」をいつ見に行くかですが今のところまだ予定はなし。なにがどうだと言って、近所のシネコンのあるショッピングセンターに花まるうどんがあるもんで、繁盛してるでしょうねぇ。