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こけら葺き新たに 春日大社・桂昌殿

2024年08月03日 | ニュース

2024/08/03  読売新聞オンライン

20年ぶりに葺き替えした春日大社の桂昌殿(奈良市で)

奈良市の春日大社 桂昌殿けいしょうでん のこけら 葺ぶ きの屋根が20年ぶりに葺き替えられた。

桂昌殿は江戸時代に5代将軍徳川綱吉の母・桂昌院が寄進。こけら葺きは薄い板を3センチ程度ずらして重ね、竹くぎで固定する伝統工法で、 檜皮ひわだ 葺きが多い春日大社では3棟に使われている。

前回の修理から20年がたち、傷みが目立っていた。そのため、3月に覆屋を設け、古い板をはがして下地の野地板を補修。職人4人が7月までに、約165平方メートルある屋根に杉板(長さ30センチ、幅10センチ、厚さ3~4ミリ)約5万枚を葺いた。

屋根の妻を飾る「 懸魚げぎょ 」には 葵あおい の紋とともにフジの彫刻が施されている。担当者は「美しくなった屋根だけでなく、そうした細部の意匠にも注目してほしい」と話している。

 

 

 

 

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