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産卵場所のタコつぼを播磨灘の漁場に投入 加古川

2024年08月03日 | ニュース

08月02日 兵庫NHKNEWSWEB

漁獲量が減っているマダコを増やそうと、加古川市の漁業組合が播磨灘の漁場に産卵場所となるタコつぼを投げ入れました。

 

これは東播磨漁業協同組合が加古川市の補助金を受けて毎年、行っているものです。

2日は、まず漁港で4隻の漁船に南あわじ市で瓦用の粘土を素焼きして作られたタコつぼ、あわせて578個が積み込まれました。

続いて漁船は加古川市の沖合およそ2キロの漁場に向かい、漁業者が次々とタコつぼを海に投げ入れました。

これから秋にかけてマダコは海底のタコつぼに産卵し、来年春頃にはおよそ1キロに育って1本釣りで漁獲されるということです。

東播磨漁業協同組合によりますとマダコの水揚げは2010年には24トンあまりでしたが、去年(2023年)は9トンあまりと、海の環境変化などの影響も受けて年々減っているということです。

東播磨漁業協同組合の川崎十九男組合長は「タコ漁を主に行っている漁業者が多いので、今後も産卵場所となるタコつぼを海に投入してタコを増やしていきたい」と話していました。

 

 

 

 

 

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