半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

春の畑

2017年03月24日 | 農的体験・生活
3月下旬になると、春の三寒四温と言いますが、寒い日もあれば温かい日もあり、しかし確実に平均気温は上がってきます。

特に日中はポカポカになり、「春」がうごめいているのがわかります。

冬は、地面の下など根っこが動き始めていたり、木であれば水分を吸い上げたり、草木花は花芽をつけたり、ということで、あまり変化が見えませんが、春になると花芽がつぼみから「開花」という目に見える現象が現れます。

お花が咲くとどうなるか?

すると冬眠していた虫たちが一斉に動き出し、羽虫が飛び始めます。

そしていつの間にかテントウムシちゃんが畑にあらわれたり、卵だったものがかえって幼虫がうごめいています。

今年一番のテントウムシの成虫や幼虫を見つけて「あ~、いよいよ今シーズンも始まりだな~」と思うわけです


冬の寒さで生育しなかった遅まきのホウレン草もいつの間にか大きくなり、これから1日で1㎝ぐらい大きくなります。
今の時期のホウレン草はぐんぐん伸びるので、冬のように「なんじゃこりゃ」という甘さや美味しさは減ってきて大味になってきますが、その分、あっさりとした感じで柔らかく、美味しくなるんですよ~



にんにくも寒さで凍えるようになっていたのが、元気に葉っぱを育て始めます
もうこなると追肥はよくないといいます。追肥をすると首が太くなったり、収穫後の保存があまり効かないにんにくになると言われています。


こちらはソラマメ。昨年、だいぶ鳥に食べられたので今年はもう数株しか残っていません。
まあ1回とったら終わりですね



そしてなんといっても、今の畑は草をとるだけでなく、スナップエンドウのネットを張らなくてはいけません。
ツルを絡ませるためなのですが、毎年、後手後手になって、ツルが「ひっかかるものがないよ~」とお互いに絡みあったのを「ごめんよ」と言いながらほどきながらネットに絡ませるということをやっているのですが、今年はちょっと頑張ってこの時期に手が打てました



しかし、パオパオという保温するための不織布をかけたところは、もうこんなに大きくなっているので「あぁ、ちょっと遅かったかな」と反省するわけです。


一方で、パオパオが無い、そのまんまのものは冬の寒さでいじけていたので、まだこのぐらいの大きさで、ネット張りにはまだ遅くない状態です。


どっちがいいかというと、これは好みなんですが、パオパオをやると生育が早く、実なりが早くなります。
ただ、遅霜が来ると寒さで鍛えられていないので、やられる可能性があります。

パオパオが無いのは自然のまんまなので遅霜にも強いのですが、後半は虫にやられやすくなります。

ということで、今年は両方やってみてバランスをとってみたわけです

しかし、これから一気に草が伸びるので、毎年思うのですが「早く草をとらねば。。。」と。

この時期のスタートが遅いと、「もう手が間に合わない」となって、5月は草を刈りながら夏野菜を育てるといういたちごっこになるんですね

ということで、今年は早め早めを心がけたいと思います(と毎年思いながら、結局後手後手になるんですが
コメント
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