半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

また、3.11がやって参りました

2017年03月11日 | 自分の時間
また、3.11がやって参りました。

ラジオやテレビなど、3.11を忘れず繰り返し繰り返し放送をしてくれるのは、とても良いことだと思います。

阪神・淡路大震災や新潟中越地震などは、東日本大震災ほど繰り返し放送はしませんでした。

1つはキー局が東京にあるということ、そして何よりも被害が最大級だったから、ということだからでしょう。

特にNHKは、3.11という日付を問わず、1年を通じて「復興番組」を放映し続けています。

そこは私は「凄いな~」と思っています。

そして、このラジオやテレビで放映してくれるおかげで、私達も記憶の風化が起きず「あの日」の事を思い出します。


そして我が家は恒例の「夜ご飯は電気を消してロウソクで」を実行しました。

妻は、気分が乗った去年ぐらいしか賛同してくれませんが、やらないよりやった方がいいです。

子ども達は小さいうちは「何だかきれいだね~、誕生日みたい」なんていっていました

でも、最近はきちんと会話が出来ること、小学校でも前日の金曜日に「黙とう」をしているので、何となく意味がわかっている感じです。

「あの日」の事を話すことで、子供たちも「何となく」ですが、記憶がよみがえるようです。

トラウマほどの大被害が起きなかった我が家は、「何となく」ですが、それでもいいと思います。

大きくなった時に、そういったことを積み重ねてきていることで、何か「あ~、あんなことしていたな」と彼らなりに少しでも役に立つことを願って。

そして、未だに大きな心に傷や物理的被害、あるいは家族がずたずたにされてしまった方々、大きく人生が変わった方々の事を思い、自分がすべきことをきちんとしていきたい、と思う3.11でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菜花の季節

2017年03月10日 | 農的体験・生活
 3月に入りました。今はちょうど端境期(はざかいき)です。冬野菜が終わりに近づき春野菜が出る前のちょうど間で、野菜の種類が不足する時期です。
 そのため、トンネルやハウスを使って何とか野菜を作ります。
 長ネギは路地ですが、大根やカブはトンネルですし、葉物も小松菜など路地ものもありますが、そろそろ菜花が咲いてきますので、ハウスものなどが多くなってきています。
 そういえば我が家の畑で先週から菜花が穫れ始めました
 特に、私は秋に小松菜の種を沢山撒いておき、あえてこの時期に菜花を収穫するのが習慣になっています。


 菜花はアブラナ科のつぼみ、あるいは花のことで、小松菜がとても味が濃くて美味しいです。

 一方で山東菜や白菜の菜花は、葉っぱの味のとおりたんぱくで淡い感じというか、優しい味です。

 十字の形の花を咲かすルッコラの菜花は、味も葉っぱと同じピリ辛です。

 大根もアブラナ科で菜花を咲かしますが、これまた生で食べると大根おろしを食べているようで辛いんですよ。

 私のように路地の畑しかないと、食べるものが冬越しのほうれん草ぐらいしか無くなってきます。
 しかし、その分、菜花が入れ食いになります

 自然は良く出来ているもので、冬から春にかけて気温も変わり、体調も変わる時期に、菜花などつぼみのものを食べると冬に体に貯め込んだ毒素を排出してくれると言います。しばらくは菜花尽くしで春野菜が出てくるまで、体の中も冬から春モードへ切り替えていきたいと思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年度最後の放課後子ども教室

2017年03月09日 | 自分の時間
2016年度の「放課後子ども教室」が終了しました。


「放課後子ども教室」は国や県や市が連動している「子どもの居場所作り事業」の一環で、地域の大人と子供が関わることが、子供の成長や子供の防犯に必要ということで、始められたものです。

2015年から始め、今年で2年目が終わりました。

毎月2回、体育館でちょっとしたゲームをしたり、鬼ごっこをしたり、昔遊びをしたり、外遊びをしたり、はたまたスライム作りやプラバン作り、クリスマスケーキを作ったりと、まあ楽しく過ごしてきました

うちの学校は3年生と4年生が対象なのですが、2年生の小さな子が準備の時に覗きに来て「いいな~、私もやりたいな~」ということもあったりしました

それもそのはず、お母さんスタッフがまあ凄いこと凄いこと

子ども達を楽しませたい、喜ばせたい、という思いがつまっているので、準備にものすごく時間をかけてくれるのです。

そのおかげで、子供たちも毎回楽しみにしていてくれて、学校とはいえ、放課後であるからこその解放感というか、子供たちは普段の素の状態で思いっきり楽しんでくれました

そして、何より立ち上げから2年間携わってくれた中心的なお母さんスタッフも、自分の子が卒業ということにあわせ、これで卒業ということで、私もちょっぴり感傷的になりました

特に、今年度から参加してくれたお母さんスタッフから、2年間務めて来た先輩スタッフに「ありがとうございました」というサプライズプレゼントもあり、先輩スタッフも涙がちらりという場面も

私も楽しませて頂いただけでなく、色々な子どもを知ることができ、また色々な親子関係を知ることも出来、とても勉強になりました

学校にはPTAやおやじの会などがありますが、それ以外にも朝読書ボランティアがあったり、この放課後子ども教室があったりと、様々な形で学校とかかわりながら子供たちと関われるのはとても良いな~と思います。

特に幼稚園と違い、なかなか学校には足を踏み入れる用事がないため、学校や先生との関係は薄くなってしまいます。
しかし、この放課後子ども教室のおかげで、子供たちがお世話になっている学校に足を運ばせて頂くことができ、先生たちのことも多少なりとも知ることが出来、そんな中で育てて頂いてる子供達のありがたさや感謝の念も強くなっていきました。

子どもは地域が育てるもの、そして結局は親次第なのですが、大きな影響を与える学校、たくさんの時間を過ごす学校や先生方に対して親が理解をし、感謝の念を持って預けることは、より子供たちにとっても良いことだと思いました。

いずれにしろこれにて2016年度の教室は終了です。

そして、また来年度も新しい子供たちとお母さん達に会えるのが楽しみです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国で大気汚染で100万人死んでいるんですよ

2017年03月03日 | 自分の時間
1カ月前ぐらいのNHKスペシャルで中国の大気汚染について放映していました。

2014年~2016年の間、反対運動をしている方や政府の対応を追った番組なのですが、知ってびっくり

「大気汚染の影響で毎年100万人が死んでいる」んだそうです。

年間100万人ですよ

昨日、おかげさま農場のスタッフとも話したのですが、年間100万人ですからね。異常ですよね。

「なんでこれほどのことなのに、世界中が騒がないんだろう?」と私は言ったのですが、そのスタッフもそれほど反応をしていませんでした。

この100万人という数字は、世界トップクラスの青華大学の調べで発表しているんです。

「年間100万人が大気汚染の影響で死んでいる」ということを、青華大学の名で発表するまで中国は変わったのか、また日本のメディアがこんなことを放映しても大丈夫になったのか、という驚きもありました。

青華大学といえば、中国の東大みたいなところです。

そこが発表しているという事ですが、別の番組で以前から効いていたのは、中央政府の中国共産党が「大気汚染が深刻しすぎて反乱がおきていて、このままだと瓦解しかねない」という危機感を強く持っているからだそうです。

今まではある意味、中国共産党の力で抑え込めてきた色々な問題が、もはや抑えきれないほどになってきたそうなんです。

「へ~」程度しか思っていませんでしたが、今回の番組を見て「そりゃそうだ、っていうかトンデモナイ状態じゃないか」と私は衝撃を受けたのです。

そもそも、国立の大学が発表している時点で、多少は数字を減らしているでしょうから、実態は年間200万人かもしれません。

普通は数字を低く発表しますからね。

日本の原発と同じで、「死因の直接の原因とはいえない」というのどこの政府もやることです。

つまり、中国はずっとそういったことで「大気汚染のせいではない」と言って来たわけです。

それが、もはやどうにも抑えきらないので、大学調べで発表した数字が「年間100万人が大気汚染が原因で死んでいる」ということなのです。

つまり、本当はもっといるわけですよね。

改めてですが、年間100万人ですよ

シリア難民も大変ですが、年間100万人が死亡している、ということは、AIDS、SARS、エボラ出血熱といった世界中に「危機的状況」といった病気や事故をはるかに超越している数字です。

年間100万人が難民になっているわけではなく、人口14億の中国とはいえ、そのうち、100万人が毎年死んでいるなんていうのは、シャレにならない。

これほどの人間が起こした環境汚染・人口災害は歴史上無かったわけです。

50~60年前の日本のチッソ、水俣などの風景はこんな感じだったんだろうな、という思うのですが、規模や数字が全く違うのです。

内政干渉となるし経済市場として大きい中国に対し、世界は騒がないのでしょうが、本来なら国連などが「人道的危機に瀕している状況」として、シリア以上に、あるいは北朝鮮の核開発以上の「地球規模の大問題」としなければいけない、と思うのは私だけでしょうか?

番組では、1人息子を亡くした母親や病気になる子供を持ちながら戦っている母親の姿を追っているのですが、その姿はどこの母も同じなんだ、ということを知らされます。

しかし、それ以上に「100万人」という数字を識者はどう考えているのでしょうか?

あり得ない数字ですよね。

繰り返しですが「年間100万人が大気汚染で死んでいる」という国が、日本の隣にあるんですよ。


http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170205
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ