土曜日は、久々に千葉県香取郡東庄町(とうのしょう)の岡野さんのところに行ってきました。
岡野さんは神崎の不耕起栽培関係で知り合った若手農家さんで、今年で旦那さんが、農家の奥さんの家に入る形で就農した方です。
アースデーに出展していて、毎月遠いところ、代々木公園まで出かけていっています。
旦那さんは不耕起栽培の無農薬米を中心に、奥さんのやよいさんは米粉で作ったシフォンケーキとか、おにぎりとか美味しいものをたっくさん作っています
今回は、アースデー関係で「週末農夫」という名のサークルのような活動をしている人達がいて、その田んぼのイベントでした。
今のご時世、私のような中年、そして学生など若い人達が「野良仕事」を求めて田舎にきます。
とはいえ、東京から東庄って、いったいどのぐらい時間をかけてきたのか・・・。でも、それだけ都会にとって田舎は貴重な場所なんですね~。
さて、午前中は、刈った稲を干す「はざ(おだ、とも言います)」を作るために、竹を伐採して40本ぐらい切り出しました。
この作業だけであっという間に午前は終了。
お昼は、1品持ち寄りで、みんなでワイワイご飯
ご飯とけんちん汁は、奥さんのやよいさん達が作ってくれました。ご飯、うまい
ちなみに、築100年以上の岡野家は、地震で揺れているときは、平行四辺形にゆがんだそうですが、庭に沢山の木々が植えてあったためか、瓦も落ちなかったそうです。
食後、岡野さんの次男のときや君とうちの長男は、庭で木登り広い庭って素敵
午後は、いよいよ稲刈り
成田ゆめ牧場で今年の春に生まれたメスのやぎの梅子も一緒
子供への「命の教育」の為に飼っているそうです。
今年は手刈りではなく、バインダーという「刈り&紐で結ぶ」機械で一気にやったので、仕事はどちらかというとは、はざ作りとはざがけ。
う~ん、やっぱり田んぼはJapanese beauty、ですね~
普通の農家だったら、絶対こんな手間と時間がかかることはしません。
でも、お客さんを満足させるイベント、仲間と体験できる場を提供するために、どんどん新しいことをやる岡野さん達は、凄いだからこそ、若い子や農業に関心を持つ人達が、その魅力を体験できるんですよね。有り難いことです。
刈られた稲に産卵中のカマキリが
産卵中で、絶対逃げませんでした。お~、ごめんよ・・・
そんなこんなで日が暮れて、お昼と同様、やよいさん達が作ってくれたおにぎりや卵パンを食べながら、私は個人的に今年作ったお米の籾摺りをお願いしました。
これが籾摺り機です。
籾摺り機の先には、こ~んなに長い筒をつけていて、その先に籾殻などを風で飛ばします。
そして、籾摺りが出来ましたありがたや~
3kgちょっとですが、今年も自分の米が出来て感謝感謝
うちの子供は、神社に落ちていた銀杏をひろってきていて、家に帰ると顔をかいて滑り台をつくって遊んでいました
最後に。
やよいさんが、うちの奥さんに「最近の奥さんは、おばあちゃんがいなくて大変。一人で抱え込んじゃうでしょ?良く出来るわよね~」と言っていたそうです。
普通は、嫁vs姑という問題があって、同居は上手くいかない、というものですよね?
ところが、岡野家は、ちょっと前の日本の家と同じで、大家族で暮らしています。
大おばあちゃん(87歳)も、現役で田んぼのお手伝いをしているんですよ~
やよいさんは「大おばあちゃんが生きている間に、色々な知恵を教えてもらおうと思っている」と言っています。
ちなみに、やよいさんのお母さんは、会社勤めです。
岡野さんの子供からみると、おばあちゃんは働いて外に行っているけど、ひいおばあちゃんが「おばあちゃん」にあたるんですよね。
そんな子供にとって、お父さん(岡野さん)、お母さん(弥生さん)は、農家ですからいつも身近にいるけど、年中忙しい。寂しいときは大おばあちゃんがかまってくれます。
そして、仕事をしているお父さん、お母さんを見ながら、自然と、子供ながらに自立心が育っています。
次男のときやくんが3歳の頃の話で、お父さんとお母さんが稲の籾まきをして夕方おそくなったとき、自分でおにぎりをつくって、それを入れたビニール袋をひきずりなが300mぐらい家から離れた仕事場に持ってきてくれたそうです。
そのおにぎりは塩がいっぱいでしょっぱすぎたそうですが。。。3歳で、働く忙しい親の為におむすびを握ったなんて。。。子供なりに役に立とうと思って、頑張ったんですね~。
また、やよいさんは小さい頃、自分でパンツとかは洗うようしつけられていたそうです。なので、子供は2人とも、3歳の時からパンツは自分で洗っています。お風呂掃除も子供2人の仕事。
今は、教育、しつけ、など色々な言葉が飛び交い、産業もありますが、それが無かった時代は、大家族の中で子供も大人もそれぞれの立場で仕事を役割分担しながら生きていた時代だったんですね。
生き方とか知識じゃなくて、自分のことは自分でやる、考えて行動する、そして家族の支えになる、という当たり前だけど必要な力が育つ環境があったんですね。
それが、日本の古き良き家族のあり方、なんでしょうね。
どの家庭にもそれぞれの諸事情があると思いますが、悩みがあったら、一度、やよいさんの話を聞きに行くと、何か気づきがあるかもしれませんね
岡野さんは神崎の不耕起栽培関係で知り合った若手農家さんで、今年で旦那さんが、農家の奥さんの家に入る形で就農した方です。
アースデーに出展していて、毎月遠いところ、代々木公園まで出かけていっています。
旦那さんは不耕起栽培の無農薬米を中心に、奥さんのやよいさんは米粉で作ったシフォンケーキとか、おにぎりとか美味しいものをたっくさん作っています
今回は、アースデー関係で「週末農夫」という名のサークルのような活動をしている人達がいて、その田んぼのイベントでした。
今のご時世、私のような中年、そして学生など若い人達が「野良仕事」を求めて田舎にきます。
とはいえ、東京から東庄って、いったいどのぐらい時間をかけてきたのか・・・。でも、それだけ都会にとって田舎は貴重な場所なんですね~。
さて、午前中は、刈った稲を干す「はざ(おだ、とも言います)」を作るために、竹を伐採して40本ぐらい切り出しました。
この作業だけであっという間に午前は終了。
お昼は、1品持ち寄りで、みんなでワイワイご飯
ご飯とけんちん汁は、奥さんのやよいさん達が作ってくれました。ご飯、うまい
ちなみに、築100年以上の岡野家は、地震で揺れているときは、平行四辺形にゆがんだそうですが、庭に沢山の木々が植えてあったためか、瓦も落ちなかったそうです。
食後、岡野さんの次男のときや君とうちの長男は、庭で木登り広い庭って素敵
午後は、いよいよ稲刈り
成田ゆめ牧場で今年の春に生まれたメスのやぎの梅子も一緒
子供への「命の教育」の為に飼っているそうです。
今年は手刈りではなく、バインダーという「刈り&紐で結ぶ」機械で一気にやったので、仕事はどちらかというとは、はざ作りとはざがけ。
う~ん、やっぱり田んぼはJapanese beauty、ですね~
普通の農家だったら、絶対こんな手間と時間がかかることはしません。
でも、お客さんを満足させるイベント、仲間と体験できる場を提供するために、どんどん新しいことをやる岡野さん達は、凄いだからこそ、若い子や農業に関心を持つ人達が、その魅力を体験できるんですよね。有り難いことです。
刈られた稲に産卵中のカマキリが
産卵中で、絶対逃げませんでした。お~、ごめんよ・・・
そんなこんなで日が暮れて、お昼と同様、やよいさん達が作ってくれたおにぎりや卵パンを食べながら、私は個人的に今年作ったお米の籾摺りをお願いしました。
これが籾摺り機です。
籾摺り機の先には、こ~んなに長い筒をつけていて、その先に籾殻などを風で飛ばします。
そして、籾摺りが出来ましたありがたや~
3kgちょっとですが、今年も自分の米が出来て感謝感謝
うちの子供は、神社に落ちていた銀杏をひろってきていて、家に帰ると顔をかいて滑り台をつくって遊んでいました
最後に。
やよいさんが、うちの奥さんに「最近の奥さんは、おばあちゃんがいなくて大変。一人で抱え込んじゃうでしょ?良く出来るわよね~」と言っていたそうです。
普通は、嫁vs姑という問題があって、同居は上手くいかない、というものですよね?
ところが、岡野家は、ちょっと前の日本の家と同じで、大家族で暮らしています。
大おばあちゃん(87歳)も、現役で田んぼのお手伝いをしているんですよ~
やよいさんは「大おばあちゃんが生きている間に、色々な知恵を教えてもらおうと思っている」と言っています。
ちなみに、やよいさんのお母さんは、会社勤めです。
岡野さんの子供からみると、おばあちゃんは働いて外に行っているけど、ひいおばあちゃんが「おばあちゃん」にあたるんですよね。
そんな子供にとって、お父さん(岡野さん)、お母さん(弥生さん)は、農家ですからいつも身近にいるけど、年中忙しい。寂しいときは大おばあちゃんがかまってくれます。
そして、仕事をしているお父さん、お母さんを見ながら、自然と、子供ながらに自立心が育っています。
次男のときやくんが3歳の頃の話で、お父さんとお母さんが稲の籾まきをして夕方おそくなったとき、自分でおにぎりをつくって、それを入れたビニール袋をひきずりなが300mぐらい家から離れた仕事場に持ってきてくれたそうです。
そのおにぎりは塩がいっぱいでしょっぱすぎたそうですが。。。3歳で、働く忙しい親の為におむすびを握ったなんて。。。子供なりに役に立とうと思って、頑張ったんですね~。
また、やよいさんは小さい頃、自分でパンツとかは洗うようしつけられていたそうです。なので、子供は2人とも、3歳の時からパンツは自分で洗っています。お風呂掃除も子供2人の仕事。
今は、教育、しつけ、など色々な言葉が飛び交い、産業もありますが、それが無かった時代は、大家族の中で子供も大人もそれぞれの立場で仕事を役割分担しながら生きていた時代だったんですね。
生き方とか知識じゃなくて、自分のことは自分でやる、考えて行動する、そして家族の支えになる、という当たり前だけど必要な力が育つ環境があったんですね。
それが、日本の古き良き家族のあり方、なんでしょうね。
どの家庭にもそれぞれの諸事情があると思いますが、悩みがあったら、一度、やよいさんの話を聞きに行くと、何か気づきがあるかもしれませんね