半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

新史太閤記

2014年04月01日 | 素敵な本
3月に熱中して読んだ本が、司馬遼太郎の「新・太閤記」でした。

3~4月は何かと季節の変化ということもあり、そわそわしながらも集中力を発揮できない月なのですが、そんな時は本を読むか畑をやるかに限ります

で、私は買った本の7割をすぐには読まないというタイプでして、寝かしてからタイミングが来たら読む、という感じで本を読むことが多いのです


そして今回、たまたま手にした「新・太閤記」ですが、買ったときは少し読んですぐに手を離してしまったのですが、今回は無茶苦茶面白い

司馬遼太郎を通して「世紀の天才」としての秀吉の生き様が見事に描かれていました

細かいことは書きませんが、人の心を読み、自分を冷静に分析し、自分を道具としてみつめ、道具として最大機能を発揮させながら、地べたを這いずり回る「猿」から天下の秀吉に昇っていく様。

恐らく、日本の歴史上、最高の「成り上がり」者でしょう。

山岡壮八の小説を横山光輝が漫画にしたのは読んだことがありますが、人によって色々な秀吉像があると聞いていましたが、見事に違いました


発送の転換、そして「大気者」としての秀吉の像。とっても刺激になりました。

うむうむ、司馬遼太郎が描くこういった「英雄秀吉」もありですな。

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