半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

「鬼滅の刃」は面白い

2020年07月06日 | 素敵な本

鬼滅の刃、面白いですね~。

いろいろな人にちょっと話すと、やっぱり買って読んでる

いわゆる「にわか」が多いわけですが、我が家もその「にわか」です

多くの人と同じように、アニメから入って、その映像美、そしてストーリーにだんだん魅了され、子どもが全巻セットをUFOキャッチャーの特典で当ててきて、という流れで、だんだん面白くなって結局、私も6月のイベントが全部終わって一息ついたあと、全巻そろえました

 

鬼滅の刃をまだ知らない人がいるならば、私なりに面白い理由を書いてみようと思います。

まず展開が速いのです。テンポが速い。

むしろ「速すぎるんじゃないの?」というぐらいなので、最初の頃はちょっとあえていうと丁寧ではない、雑なところもあったのです。

ただ、どの漫画家も描いている内に洗練されていくので、絵も上手くなるし、ストーリーもポンポン飛ぶように進んでいくのですが、エピソードの挿入の仕方が上手くなってくるし、見せ方も面白くなってきます。

ドラゴンボールのようにフリーザ編あたりから「もう、そこまで延ばすのを止めてよ」と嫌になっちゃった人は多いと思うのですが、逆に「えっ、そんなに速く進めちゃうの?」と思うほどです。

良く言えばテンポが良い、まあ、逆を言えば肉少なく骨、幹で進めていく、というマンガです。

ストーリー重視という感じでしょうか。

コロナ休みで子ども達とアマゾンプライムでアニメを観ていた3月頃、最初の頃は「へ~、これが鬼滅の刃か」という程度で見ていたのですが、子ども達が先に見ていて「お~、これは凄いはまったかも」と言いだしたので、私も子ども達に追いつくべく次々と見ました。

主人公は鬼化された妹を何とか人間に戻そうと、鬼を倒す組織のメンバーになるべく、死ぬほど修行をして、強敵を命がけで倒しながら成長していきます。

最近のジャンプは知りませんが、昔のジャンプで言えば「友情」「努力」「勝利」という3つのキーワードが少年マンガとして掲げられていました。

私の時代はキン肉マン、北斗の拳、キャプテン翼、シティーハンター、ドラゴンボール、スラムダンク、とちたあたりですね。

私が中学生になる頃、ジャンプを卒業する頃に「ワンピース」が始まったので、私はワンピースを知らないのですが、その後は「ワンピース」が爆発的に売れました。

そんな感じで私が愛読しているのは今では「キングダム」ぐらいなのですが、久々に最初から読み始めた「鬼滅の刃」が面白いのは、大人になっても読める、泣ける、からです。

・大正時代の雰囲気を醸し出しているため、言葉使い、キャラクター、雰囲気が独特

・相手が日の光では生きていけない鬼であるため、夜っぽい、闇っぽい雰囲気も独特

・「呼吸」と「技」を合わせた「型」があり、いわゆる「必殺技」のようで男の子には格好良い・・・子どもはみんな型を覚えて物真似したり、落ちていた木を拾ってきて木刀もどきを作っています

・圧倒的な力を持つ先輩剣士が格好良く、そこに近づくため、あるいは目の前の鬼を倒すため、主人公が骨をおるような努力や根性を見せて頑張る

・かつ、その主人公がこれでもか、というほどの「善良な子」であり、嫌みが全く無く、素直に感情移入出来る、応援したくなる

・それぞれの登場人物が特徴的で、格好良い、かわいい、面白い、きれい、麗美、謎めいた、いろいろなキャラクターがそろって魅力的

・キャラクター、そして何より敵であるはずの鬼も、かつて人間だったのがどうして鬼になったのか、といったストーリーが1人1人あり、1人1人に泣けるエピソードがある

・・・あ~、いくら書いていても書き切れませんね

まあ、子どもと違って大人である私にとって泣けるポイントがいくつかあって、例えば「善逸」というキャラクターは普段はダメですぐ逃げる泣き虫&弱虫なんですが、その師匠であるじいちゃんは、善逸がいくら逃げようが何をしようが、真正面から向かい合って、決して見捨てなかった。

「1度失敗すると、あいつは駄目なやつだ、といってみんな離れていった。でもじいちゃんだけは違った」なんていうエピーソードは、「どんな子であろうと親は絶対に見捨てない」という姿と同じであり、私はもう号泣なんです

でも、子どもからすれば「そんなに泣く?」とひかれますが

あるいは、鬼になった累という子どもは、親が鬼になって人を食った子どもを殺そうとして、逆に親を殺してしまった過去があるんですが、累が最後に死ぬときに、親の事を思い出して、決して、自分を憎くて殺そうとしたんでなく、「弱い体に産んでごめんね」「お前を殺した後、私たちも一緒に逝くからね」と、謝りながら自分を殺そうとし、その後、自分たちも死のうとしていた、なんていうエピソードがあったり。

これも、もし、自分の子どもが殺人など、人様に顔向けできない事をした時、どんなことがあっても自分の子どもだけは信じるのが親だと思いますが、もし、どうしても償いきれない事があったとしたら、「お前を殺して自分も死ぬ」というのが親の覚悟だと思うのですが、そういったものを感じるわけで、これも号泣なのです

アニメシリーズ化された最後の「那谷蜘蛛山」のところが、こんな親が泣けるエピソードが沢山盛り込まれていて、私も「凄い」と大好きになってしまったのです

そんなこんなで、アニメは3月に見終わってしまったのですが、「面白いな~」となっていました。

そして、6月下旬に「全巻買い」をしました

ちなみに「特装版」と言われている20巻は、ポストカードがついているもので、予約しないと買えないという商品だったらしいのですが、他の巻と同じで「1人1巻まで」という限定はりましたが、普通に沢山売っていました

お店の人に聞いたら「発売日は品薄だったのですが、10日経つとキャンセル扱いになるので、発売日より少し経った時の方が出てくるかもしれませんね」と言っていました。

そして、ふと気づくと7月3日にこれまた「特装版」で今度はシールが沢山ついている21巻が発売ということだったので、4日前ぐらいにお店に電話して予約しようと思ったら「もう予約は受付していなんです。発売日より1週間ぐらい待ってから来て頂いた方が品薄感は無いと思うのですが」と言われました。

ただ、「まあ、無いと思うけど、一応、行ってみようか」と子どもと発売日の翌日に行ってみたら、なんと7~8冊分ぐらい売っていたのです

詳しくは知らないのですが、特装版では無い「マンガだけの普通版」は「売り切れ」と書いてあって、この「特装版」が特に巻数制限もなかったので、子どもの分を含めて2冊買い

ただ、最初は1冊買って、もう1冊買おうかどうか、と子どもと話し合っていたら、どんどん売れていっていたので、ものの10分ぐらいで残り2~3冊となっていたので、「本当にタイミングが良かったんだな~」と思いました。

ちなみに、22巻の発売日も決まっているのですが、もう「予約受付中止」なんだって。

昔のドラクエみたいだな~

ということで、この年になってマンガを集めるなんてことをするとは思いませんでしたが、最後まで楽しみです

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