いや~、ようやく晴れてきました
なんでも、10日間で1時間以上日照があったのが1回だけ、という状態でしたから、いかにこの冬は雨や曇りが多くおかしなことになっているか、というのがわかります。
夏が猛暑になり「最近、おかしいんじゃない?」と街の人も気づき始め、そして一昨年の西日本豪雨、昨年の東日本の台風と長雨で、日本全国「ちょっと、気候がおかしいよね?」となってきた気がします。
農の現場では10年前から「何十年も農家をやってきて、こんな気候、初めてだ」という言葉が飛び交ってきました。
ついに、それが日本国民全体の意識にも出てきた気がします。
それほど、この冬は曇天・雨天続きで、しかも暖冬でした。
何より、雨が降り続けると畑に入れないのが農の現場です。
私の家庭菜園の40坪ぐらいの畑も、久々に草刈が出来ました
久々に2時間半ぐらい、がっちり畑に入れると、お天道様の有難さを感じます
草刈メインで、作物は今はほとんどありません。
越冬させて春に収穫するのがスナップエンドウ。
品種を寒さに強い「スナップ753」というのにしているので、ここ2年、霜でやられていましたが、今年はほとんど生き残っています
まあ、暖冬の影響もあるのでしょうしょうね。
こちらはラッキョウとニンニクです。秋のお彼岸までに植えて、6月ぐらいに収穫します。
毎年順調です
ホウレン草はかなり食べられています。これはおそらく野鳥ですね。
ブロッコリーの葉っぱなども良くヒヨドリみたいのがついばんでいます。
冬は青草が少なく、柔らかく美味しい葉物は、鳥さんも大好物
これはまだ葉っぱがしっかりしているホウレン草。
ギザギザ葉の日本ホウレンソウです。
今の子供達は、ほぼ、日本ホウレンソウを食べた事がないでしょうね。
西洋より収量は少ないのですが、やっぱり美味しい
ちなみに、いつもは冬の寒さで完全に枯れる春菊が枯れていません。
このままいくと、新葉が出てきて春に春菊が食べれるかも
まあ、こんな畑ですが、草刈りをすると色々な雑念が湧いてきます。
それもふと、青空を見上げると気持ちを切り替えられます。
そういった畑仕事、やっぱりいいです。
人は体を動かさないとろくな事を考えませんからね。
そして食べものを供給してくれる畑とお天道様に感謝です