半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

今年も「虹の戦士」

2017年07月28日 | 素敵な本
今年も恒例の海に行ってきました

地元の漁協の方が「地潜り」あるいは「まんじゅう」という蟹を捕まえたり、初めてアカエイを目の前で見たり、アサリみたいな小さな貝を沢山捕まえたら、これまた漁協の人が「これはアサリより美味いぞ」と教えてくれたので、それを食べたりと食や生き物がテーマのような海でした

そして、私は毎年夏の海に2012年からは「虹の戦士」という本を持って行っています。
それは運命的な出会いのような本で、2012年に海にもっていって以来、毎年、海の旅行の際に読むのが恒例となっている本です。

2012年当時のブログはこちら→http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/d/20120727

毎年読んで思うのです。

あぁ、世界中で「虹の戦士」が立ち上がろとしている時代なんだな、と。

そして、ストーリーテリングはとても大切で、それは歴史や伝統や民族にとって魂ともいえる文化なのだ、と。

そして、自分も最終的にはこの虹の戦士を目指しているのだ、と。


この本を読んで心を熱く出来る人は、誰もが虹の戦士なんだと思います。

普通の人は読んでもピンとこないでしょう。
あるいは、まだそういったタイミングではないのでしょう。

しかし、インディアン、あるいは日本人など、地域と歴史と伝統に根ざして自然の中で生きて来た民族、あるいは人が、行き詰まった現代社会を打破する存在になるという事は、根拠のない確信となって伝わってきます。

そして、チベット民族が中国人に虐殺されてきたように、インディアンがアメリカ人に虐殺されてきたように、そして日本人もまた戦争などで大変なことになるかもしれない。

それでも、相手を赦し、共に生きていく道を目指そうと出来る民族が、これからの世界のリーダーシップをとっていくのだろう、と思える本です。

そして今年の気づきは、「あぁ、人は自分が何者かになりたい、と思う人と、誰かのための何者かになりたい、と思う人がいるのだろうな」ということ。

自分が世界を変える、というより、世界を変える若者に示唆を与えられる生き方、人間になりたいと思う人もいるのだろうな、と。

私はどちらかといえば後者なんだろうな、と思います。

毎年、この時期に、自分の魂に薪をくべる、そんな本です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヨモギエキス | トップ | 7月の「食と命の教室」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

素敵な本」カテゴリの最新記事