半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

虹の戦士

2012年07月27日 | 素敵な本
これから始まる生活に先立ち、先日、思い切って南房総へ初めて(?)の家族旅行に行ってきました。

そこに丁度もっていった本が「虹の戦士」という本です。

「虹の戦士」


鴨川の林さんのFBに載っていたもので、このタイミングで出会った本なので、何かあるだろうと思って即購入し、持っていきました。

早朝、海岸沿いの公園で、まだ心地よい気温の中、青空と海を目の前にして読みました。


やはり、このタイミングで手元に来たには意味がある、と思わざるを得ない、魂を揺さぶられる本でした。


話の内容はさておき、凄く当たり前の質問をされると、とてもパワフルで、きちんと考えていないと、おののくことがあります。


「どうしてお金優先の社会を創ってしまったの?」
「どうして日本の古くて新しい農村文化を廃れさせてしまったの?」
「どうして家族が一番大切だという生き方をする大人は少ないの?」
「どうして地域の為に一生懸命働く人は少ないの?」
「どうして子供がいじめられるの?」
「どうして年をとると家族から離れて老人ホームに入ったり、孤独死といったことがあるの?」

今の社会が、素直に見つめれば「おかしい」ということには、誰でも気づくはずです。
いや、私は今まで気づかなかった。

3年ぐらいかけてようやく、こういったことを素直に思えるようになったんですよね。

それまでは下手に頭を使って、「理屈」をこねて、正当化していた気がします。


普通に、素直に考えれば、おかしい。

そういったことに、ふと気づかせてくれるのが「STORY TELLING」、つまり、おとぎ話などの物語です。

この「虹の戦士」は、物語として語られているからこそ、素直に心に入ってきます。

そして、心から、「誰の子供であっても仲間はずれやいじめられることなく地域の大人みんなから愛され、老人が年をとったからといって邪険にされず、孤独死せず、尊敬される、そういった社会を創ろう」、と思いました。

あと10年も経たない間に、日本でも大きな価値転換が起きてくると思います。
そのためにも、1歩、先へ進んで道を創っていこうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ