今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。
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あけましておめでとうございます。昨年は歴史に残るほどの気温が高い一年でしたが、今年はどうなるでしょうか?。この年末年始は冬晴れは少なくパッとしない天気が多かったですね。しかし、さすがに元日だけは青天でした
私の記憶の限り、元日が青天でなかった事は1度も無かったので、やはりお天道様の力がみなぎる日なのでしょう
そんなおめでたいお正月に、まさかの大地震が起きました。びっくり仰天とはこの事で、震度7の大地震が来るなんてせっかく家族や親族が集まり、年始のお祝いや歓談をしているところにです。
先日開催した味噌教室の参加者の1人から「私の知人が金沢に帰省していて。食器が割れるといったぐらいの被害で済んだそうなのですが、子どもが怖がって机の下から出てこなくなったそうで、予定より早く戻ってきました」というお話を聞きました。
おじいちゃん、おばあちゃんからすれば久々の子どもや孫の帰省で嬉しいお正月のはずが、孫を怖がらせてしまううので早く帰らせたわけですが、悲しいですよね。
また、子どもの親御さんからすれば大変な時におじいちゃん、おばあちゃんを残して実家をすぐ出なければいけなかったわけですから、後ろ髪を引かれる思いだったでしょう。
身内や知人が亡くなった方々もいるわけですから、不幸中の幸いと捉えるしか無いのかもしれませんが、それにしても本当に恐ろしいお正月だったしょう。そして今も避難所にいる方々、あるいは身内が行方不明な方々がいることを思うと、心がキューとなります。
昨年はトルコ地震がありましたし、ここ数年、世界各国で地震が多発している気がします。ただ、やはり地震大国と言えば日本です。特に大惨事になる事が予想されている南海トラフ地震と首都直下地震はいつ来てもおかしくないと言います。
明日は我が身。当たり前の事ですが埋め立て地や沿岸部、土砂崩れが起きそうな地域の方はくれぐれも対策を怠らないようにし、何かあったらどう避難するかを考えていくことはもちろん、何日分かの食糧は蓄えておく必要がありますよね。
また、最終的には命があってなんぼ、というものです。戦争、天変地異などは欲をかいた人類へ、日常の有り難み、生きていればそれで十分じゃないか、という事を知らせる地球からのメッセージなのかも知れませんね。
ともあれ、令和6年が始まりました。寒い冬でも暖かいところで温かいご飯を家族と食べられる、そして温かいお風呂に入り体をポカポカにし、柔らかい布団でぬくぬくと眠る事が出来る。これほど有り難い事はありません。日常の生活の尊さを噛みしめながら、今年も生き抜いて参りましょう。