半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

この冬、いちおしの食べ物

2017年01月17日 | 食べもの
この時期、我が家で「間違いない」と家族で絶賛している食べ物が2つあります。

もしよろしければ、朝どれ野菜ボックス(→こちら)に同梱して送るので、ぜひ試して見て下さいね。



さて、その2つのうち、まず1つ目は「石井さんのいちご」です

普通に東京で暮らしている時は、野菜もそうですが、「劇的に美味い」と思ったことはありませんでした。

成田に戻って、地元の新鮮な土づくりが出来た農家さんの野菜や自分の畑の野菜を食べるようになると、売っているものがそれほど美味しく感じなくなりました。

それ以上に衝撃を受けたのが「石井さんのいちご」でして、「いちごって、こんなに美味いんだ」とびっくりしたのを覚えています。


毎年、1月から4月頭までおつきあいをさせて頂いている石井さんですが、40年近く、ひたすらいちごを作ってきた職人のような農家さんなんですね

一般的には土はもちろん苗も買ってくる農家さんが多い中、石井さんはまず土つくりからやっています。
自分で山土を切り崩し、自家製堆肥と混ぜ、ミネラルと混ぜ合わせることで、苗床の土、苗を植える畑の土がいちごに最適なものになります。

そして、水分計で地中の水分をギリギリまでコントロールし、水膨れして見た目は良くてもつぶれやすい市販いちごとは違い、実がぎっしり詰まった超美味しいいちごを作るのです。

そして何が凄いかと言うと、化学合成農薬を使っていないのです

いちごは普通は1週間に1回は農薬をかけます。

黒カビなどはもちろん、一番はうどん粉病対策です。

いちごは通は洗って食べませんから、なるべく農薬が無い方が良いの決まっています。

石井さんは、食品添加物などを使って病気対策をするので、有機JASにはなりませんが、無農薬でいちごを作っています。

いちご業界ではこれはあり得ないんですね

なので、らでぃっしゅぼーやに卸していた時は、なんと、200g1パックが700円以上で昔は売られていたそうです
(私のところは450円です


そして、無農薬だけでなく、何よりとびっきり美味い

何で美味しいのか?と思ったのですが、土作りが出来ている、水分をコントロールしている、というだけでなく、「穫れたて」というのもあると思うのです。

イチゴは「バラ科」です。

春のイチゴはもう水膨れですが、この1~2月の寒さで成長が遅い時期のイチゴは、実がぎっしり硬く詰まっていて、本当に甘くて美味しいだけでなく、穫れたては花に抜ける「香り」がとてもすごいのです。

収獲してから鮮度は一気に落ちていきますから、収穫したその日、あるいは翌日に食べると、甘みだけでなく香りが抜群

だから劇的に美味しいんですね~

我が家で毎週イチゴを買ってくるのですが、1分で無くなります

無茶苦茶美味しいですよ~



次に、我が家で圧倒的に美味しくて家族一同がはまっているジャガイモがあります。それが「キタカムイ」です。

10年前に北海道で優良品種として登録された新しいジャガイモでなんですが、まあ美味しいこと美味しいこと

ねっとり、しっとり、柔らかくクリーミーな感じで、でも煮崩れしないという特徴で、「キタアカリが一番」と言っていた奥様も、あまりに美味しくて箱買いして実家に送るそうです。



キタカムイは熟成させることを前提としたジャガイモで、収穫して半年寝かした1月から販売を開始しています。

キタアカリとキタカムイを蒸かし芋にして、じゃがバターにしたら、子供たちも含め、全員一致で「キタカムイの方が美味しい」となり、キタアカリが余ってしまいました

スーパーで見かけたら、キタカムイ、ぜひ買ってみましょう

私が食べているのは、無農薬で30年のおかげさま農場の副代表の林さんが作っているキタカムイです。

野菜ボックスに同梱して送ることも可能ですので、欲しい方はお問い合わせ下さいね。

野菜ボックスについては→こちらをご覧下さい。


以上、石井さんのいちごとキタカムイの宣伝でした
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