半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

学校のキャリア教育の取り組み

2017年01月20日 | 素敵な空間・イベント
今日は事務作業デーだったところ、奥様から小学校の教養研修会、いわゆる家庭教育学級のようなもので、PTAの委員が主催する講演会みたいなものですね、それがありまして、行ってきました。

内容は「キャリア教育の取り組み」ということで、実は最近、幼稚園~高校と、「キャリア教育」というものが文科省からするように指示が出されているそうです。

小学校の先生も、最初は「何?エリートを小学校から育てるの?」と反感を持ったらしいですが、話を良く聞くと、いままでやってきた色々な自分を知り、周りをしり、社会の事に関心を持っていき、自分の役割を考え行く、といったことを「キャリア教育」という名目でとらえなおし、仕事観なども養っていくということで、全く新しいことをやるものではない、ということだったそうです。

具体的には、小学校では低学年は町探検や道徳や学活、中学年では校外学習やリサイクル運動や部活動などの課外活動、高学年はキャリアトーク会や委員会活動というのがその「キャリア教育」の中に位置づけられているそうです。

で、今回、6年生になると「キャリアトーク会」というものがあって、様々な職種で働いている方をお呼びして、その方々のお話を聞く、ということをやっていて、それを保護者にも聞いてもらおう、という企画になったそうです。

私も初めてでしたが、最近の学校はこういったことをやっているんですね~

仕事観、社会観などを育むにあたって、小学生の高学年ぐらいら実際に働いている大人と触れ合う、ということ自体が、私が実はやりたかったことなので、「お~、すごいじゃないか」と思った次第です

ただ、小規模校だと町の商店とか色々なところに実際に行って職場体験をするそうなのですが、うちの小学校のように大きな学校でベッドタウンにあると、徒歩圏内でなかなか全員を収容できる場所がないということで、ちょっと変形で、働いている大人の方をお呼びして、その話を聞く「トーク会」になったそうです。

ということで、今日は実際にその「トーク会」に初めて参加してみましたが、体育館の中に空港、ディーラー、ホテル、美容師、花屋、獣医、保育士、救急士、整備士など色々な職種の方が来ていて、子供たちがそこに10人ぐらいずつ分かれて座り、話を聞いたり質問をしていました。

花屋さんのところでは、実際に花をちょきちょきしていましたよ

また、その中には「あの方だ」と知っている顔も。

保護者で実際に自分の子が通っている小学校に行って、自分の仕事を話すなんて、大人にとっても良い機会ですよね~


また、その「トーク会」の前の講座の時に、隣の中学区の教頭先生も来てくれて、中学校の「キャリア教育」について説明してくれました。

うちの学区の中学校はマンモス校なのですが、なんと200か所以上のところに打診をした上で、昨年は75事業所に子供たちが職業体験に行ったそうです凄い

キャリア教育というとどうだろう、という言う人もいるかもしれませんが、私は何も知らずに勉強と部活だけをするよりは、小さいうちから仕事観や職業観を少しでも持つことはとても良いことだと思います

数十年前は、15歳ぐらいでもう立派な働き手として認知されていた時代もあったわけだし、そのぐらい期待されることで、大人びたといったら変ですが、きちんと自己というのを考えるようになると思うんですよね。

たぶん、この職業体験で「あっ、この仕事をやりたい」と思う子供も絶対に出てくるはずです。

私の子供の頃は無かったと思うから、こういった点は今の子はいいよな~、と思いました
コメント
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