先日、「房総の村」という昔の農村を体験できる施設にいったときのこと。
巨大な化物みたいな鋸(のこぎり)をひいてみるコーナーがありました。
お客さんも少なく、係のおじさんが4~5人、暇を持て余しているようでした。
「こっちで雨宿りしながらやってみてよ」と声をかけられたので寄ってみると、これは凄い
持つところからだんだん先にいくにつれて幅が広がって、まるでクジラのようなでっかい鋸でした
このノコギリ(鋸)のお化けみたいなものを「おが(大鋸)」というそうで、昔は木を木材にするために、この馬鹿でかい「おが(大鋸)」が使われていたそうです。
「おが職人」もいたそうで、現在もおが職人をやっているという比較的若そうなおじさんも居て、引き方を手ほどきしてくれました。
ちなみに、「おがくず」というのは、「おが(大鋸)でひいたクズ」だから「おがくず」だそうです。
なるほどね~
これが本物の「おがくず」ですね。
ものの言われには、それぞれルーツがあるんですね~。
ちょびっと勉強になりました