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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

二人の指導者

2011年01月31日 | 世の中

 

 ムバラクと云う人、経歴をよくは知らなくても、25年以上大統領をやっているだけで、権力亡者であると断定できる。ほとんど病気なのだが、この人の首に鈴をつけるのに尊い幾多の命が失われねばならないとは、何ということだろうか。

 権力と云うのはある種の人達には麻薬のような陶酔をもたらすもののようだ。ある種の人達は実務の才能は乏しくても権力維持には悪魔的な策略が湧き出てくるものらしい。自分の権力維持が目的化している指導者の首に無血で鈴を付けることができないと、恐ろしいことになる。

 

 ザックジャパンが遂にアジアカップで優勝した。個々の個性を伸ばし、且つティームを一丸にまとめ、一人一人の足し算以上の新たな力を生み出し、劇的な勝利を収めた。

 例えば川島のポジション取りと連携ミスを叱責しながら信頼は揺るがず、そうして前向きの反省を引き出して、決勝での素晴らしいプレーを導きだした

 勝利の女神さえ、味方に付けた気がする。指導者の模範と思う。

 ムバラクを反面教師とし、ザッケローニを手本としたい。

 ザックジャパンに乾杯!。本当に素晴らしい奴らだ。

 

 

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