六月中に梅雨が明けるなんて初めての経験だ。尤も気温が40Cと体温以上に上がるようになったのもつい最近のことで六十年前の昔は33Cで暑い暑いと言っていた。二十一世紀になって気候だけでなく数多い常識が壊されたと感じる。
新型コロナ、異常気象、ウクライナ侵略戦争、異常低金利・・、異常が続くので驚かなくなってしまった。民主主義の大切さを理解しているつもりだったが、社会規範が忘れられ、利益偏差値快不快が物差しとなり、今だけ金だけ自分だけで動く人が増えている気がする。なんだか嫌な世の中になったなあと思っていたが、この頃は不可抗力というか巡り合わせと半ば諦めの心境になっている。分相応で手の届く範囲で楽しく豊かに生きればという声が聞こえる。