駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

政治家には虚々実々でも

2014年05月30日 | 政治経済

                

 北朝鮮が日本人拉致被害者の包括的全面的再調査を約束し見返りに日本側は規制措置の一部を解除することになった。

 これは政治家には虚々実々で納得の交渉結果かも知れないが、国民にとっては虚々虚々の顛末となる可能性が高い。日本はしばしば足下を見透かされてきた。たまには相手国がグウの音も出ないような交渉は出来ないものかと思ったりするのだが、素人の感想だろうか?。

 しかしプロの外交は遅々と歯がゆく、交渉どころか事実そのものを忘却の彼方に押しやろうとしているようにさえ見える。それが外交の極意なのかもしれないが、被害者は忘れないのも真実なのだ。


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2 コメント

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現実と歴史 (柳居子)
2014-05-30 09:19:47
 思い出話と語られる内は、未だ現実の世界。 当事者が全て死に絶えて始めて歴史が始まると言った人が居ました。残念乍 誰が言った言葉か出て参りません。

拉致問題 歳月だけが過ぎて 何れは歴史の片隅に残るのでしょう。
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なるほど、そうかもしれません (arz2bee)
2014-05-30 11:57:23
 当事者が全て死に絶えて始めて歴史が始まる,確かにそうなのかも知れませんね。 
 拉致問題の日本側の当事者はご高齢の方が多いので、過ぎゆく歳月がより一層重く感じられます。
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