駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

一味の違い

2022年04月30日 | 贔屓
          

  週二三回ほど、昼一、二回夜一回、外食をする。夫婦二人きりだから気ままなもので月に二度ほどやや高級なところへ行くが、あとは十二、三ある定番の店の中から選ぶ。今でも時々新しい店を試すことがある。勿論、変化を求めてということもあるが年に一、二軒雰囲気が変わったり閉めてしまう店があるので、補充しておかないとレパートリーが減ってしまうのだ。
 飲食店は中々厳しいと思う。十年同じように繁盛して旨い店は七、八割の感じがする。二十年となるとかなり減る。良い跡継ぎが居ない、やり方を変えたなど色々あるだろうが、変わらぬ旨さと接遇で繁盛を続けるのは難しいようだ。安くて美味しいのは一番大切だけど、それだけでは二度三度と足を運ばない。雰囲気というか、やはり夫婦二人ともほっとできる、大切なお客として扱われたという感じがしないと通う店にはならない。
 私は愛想はあまり良くない方なので、当院は大丈夫かなと時々点検している。
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