駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

自動操縦と同じ

2021年01月02日 | 身辺記
         

 飛行機には自動操縦というものがあり、離陸し巡航高度に達するとパイロットは自動操縦に切り替えるらしい。風向き気圧推力機重などで変化する高度方向を感知しながら推力舵を調整し高度方向を一定に保つシステムがある。つまりいくつかの要素の平衡を取ってぶれないようにできるわけだ。
 今朝、四日ぶりに体重計に乗ってびっくりした、1.5㎏増えている。増えていると予想はしたのだが1kg程度と思っていたので驚いた。普段ほぼ毎朝体重を測定しているが、大体0.6kg程度の揺れの範囲内に収まっている。油断は恐ろしい。食いしん坊なので太りやすく、いつも少し節制をしているのだが、年末年始で摘まむ食べ物が身近にあり、殆んど運動しないのであっという間に太ってしまった。やはり体重計は毎日乗らないと駄目だ。言わばその情報で食べ物を選び自動操縦と同じこと(フィードバックをかける)をしていたのだ。
 毎日体重計に乗ると、明白に前日の生活が現われる。実は前々日までのと言った方が正しく、一日だけの食べ過ぎは0.5kg以内に収まることも多いのだが二日続くと1kgに達することがある。一日だけだと大事に至らない、毎朝の測定が非常に大切なのが分かる。時計はアナログが良くても、体重計はデジタルに限る。体重管理だけは自助努力が一番と申し上げざるを得ない。勿論、職業柄共助は惜しみません。
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