駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

平均寿命スライド制

2020年07月04日 | 小考

        

 

 自民党が衆院比例区の定年制で揉めている。物価スライド制に倣い平均寿命スライド制にすればよい。それよりも問題なのは議員定数だ。まず25%減らしたい。特別な才能もないが、腹芸だけ扇芸だけは得意の議員には退いて頂こう。贅肉はそぎ取るものだ。口舌の輩が多過ぎる。上手いのは口先だけ、この五ヶ月で新型コロナ対策がどれだけ進んだか、出来たはずのやらねばならぬ対策の四分の一程度に留まっている。マイナンバーにオンライン診療は名ばかり、PCRを始めとする検査体制も遅々として進まない、補助金申請も手続きが複雑なため書類不備で突っ返されてしまう。この国の不具合に目を覚ます絶好の機会だ。決して一生懸命やっていないという評価ではない。適材適所の配置、柔軟で効率的な仕組みの速やかな構築をということだ。政治は国民の鏡像、高い民度を政治に反映させたい、でなければ民度を誇れない。

 高温多湿の夏が来て新型コロナも一休みと甘く読んで一息着こうとしていた厚労省と官邸は東京の感染者数増加にあたふたしている。後進国と見ていたベトナム、台湾、韓国の後塵を浴びている。アメリカブラジルと比べるのは意味がない。

 新型コロナの災禍を政治家の洗い直しに生かさねば、日本の明日は危うい。

 

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