駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

リベラルさまざま

2017年11月24日 | 小考

 昨日は比較的暖かく、有難い勤労感謝の日だった。今朝はやや寒いがそれでも青空が見え気持ちの良い天気になりそうだ。11月も20日を過ぎるとどことなく忙しない感じがしてつい速足になってしまう。急ぎ足になると、ふと医者は走ってはいけないと教えてくれたT先生を思いだす。息が切れると冷静な判断ができなくなるからだ。確かにその通りなのだが、どの程度守れただろうか。

 この頃リベラルとは何かという問いかけを目にする。立憲民主の面々を頭に置いた批判的な論調のものが大半で、魂胆が透けて見える皮相にとどまるものが多い。

 政治学などを学んだことはないので、私にも深い議論はできないが、医者が得意のトリアスを上げれば自由寛容公平の精神ということになる。公平というよりはフェアネスの方が適当に思うが、日本語にしてみた。リベラルというのは精神と方法手法のことを意味していると思う。当然、何を頓珍漢なという学問的な批判やリベラル嫌いな人からは格好つけるなという批判はあると思うが、個人的にはそういう感覚がしている。

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