駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

データは何処に

2022年05月16日 | 町医者診言
         

 マスクをするのが習慣になり、マスクをせずに外に出ると何かを忘れている気がするようになった。
 室内や人混みでマスクをすることが新型コロナ感染を減らすことは証明されているが、時々人とすれ違う程度の道を散歩をする時にも必要だろうか。顔見知りに会い挨拶をしたりするとリスクがあるかもしれないが、会釈だけにすればよさそうだ。散歩時のマスク効果の調査研究はあるのだろうか。これから暑くなるのでマスクで熱中症が増える?から、却って危険だということを言う人が居るが、ちゃんとした調査研究はあるのだろうか。専門家と称される人達の中には類推や感覚で物を言ったり、政治的発言をする人が居るので要注意だ。マスクと熱中症の発生率については調査研究してデータを取る必要がある。屋外でのマスクの効果についても調査研究してデータを取るのが専門家の仕事で、感覚や類推で風見鶏のようなことを言われては困る。経済に配慮するのは政治家の仕事で医師の仕事ではない。
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