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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

空気がある

2024年10月24日 | 小考
             

 以前KYという言葉をよく耳にした。空気が読めないという意味らしく、あいつはKYだからなどと使われたらしい。まあ、今でも使われることがあるようだ。何となく昔、陰でKYと言われていたような気配を記憶する。
 空気を読み行動するのは日本社会の特性のように言われるが、実際には日本ほどではなくてもその場の空気というか組織の空気と言ったものはどの国にもあるのではと思う。
 世の中に漂う雰囲気というか動きという空気のようなものが確かにあって、空気なのに強い重い影響力を発揮する。一体どこから空気は醸し出されるのだろう。衆議院選、最終盤になり自公苦戦半数割れ?という空気が出てきた。何処からどうやって生まれた空気なのだろう。
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急転直下が分かると思わない

2024年10月21日 | 小考
             


 一昨日は二十五度を越え歩くと汗ばんだ。昨日は半袖では寒く長袖でもじっとしていると寒かった。今朝も涼しいというより寒い。今までの経験では理解できないし、気象庁も予想できても根本原因まではわからない様子なので、この急転直下の理屈を理解するのは無理と感じている。無理なことには抗わないのが賢明。考えても分からないことを考えていると妄想が浮かび、人によっては陰謀だなどと言い出す。下手な考え休むに似たりではなく、下手な考え間違いを誘導するとこの頃気が付いた。
 メダカが居なくなった。雀が減った。鰻が減ってうな丼が高騰して久しい。これには色々な原因が考えられ、理解できる説明が与えられている。ただ、残念ながら原因が分かっても、解決するのは余りにも多くのことが関わっており至難な業だ。
 新型コロナワクチンには一部の人達が危険だ打つなと言い出している。100%安全なものなどない。どの程度危険なことなのか分からないのに、0%と決めつけるのは科学的とは思われない。鉄の塊が空を飛べるわけがない、危険極まりないという人達が居た。今も居るかもしれない。しかし、今この一瞬に世界では何千台もの航空機が飛んでいる。
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使わなくなったデジカメ

2024年10月17日 | 小考
         

 
 七、八年前を最後にデジカメを使わなくなった。出始めにさっそく買い、進歩の宣伝につられ五台ほど買った。今も手元に三台残っており、まだ使える?と思うがもう何年も使っていない。全て携帯写真で済ましている。画質も上がったし携帯しやすい。なんと言ってもいつでも持っておりすぐ使えるのが大きい。
 デジカメはフィルム現像写真を過去のものにしたが、自らの天下は意外に短くたかだか二十年だった。技術力を持った理工系の人は、技能は優れていても時代を読む力はさほどではなく小さくなった市場に臍を噛んだだろう。
 どうも人間というものは易さというか手軽さを優先する生き物のようだ。古から易きにつくなという戒めの言葉が残っているが、それは易きにつく人が圧倒的だからだ。倍優れている程度では面倒高価は生き残れない。十倍優れていなければならないと読む。尤、それで生き残れるがメジャーになることは難しい。
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同方小異

2024年10月12日 | 小考
    


 人さまざまである。事実、人にはそれぞれ異なった氏と育ちがあり、違った感覚価値観を持っている。それでも人は一人で生きてゆくことはできないから、何百人何万人何百万人が集団となり、伝承規範を守り規則法律を作り社会と国を構成してきた。千万を越える大きな員数になると、意見をまとめるのが困難になってくる。どうしても大まかな共通点に集約せざるを得ない。
 辿り着いた民主主義の一人一票をどのようにまとめて多数を得るかは、民主主義の根幹に関わっている。俺が正しい私が正しいは声は大きいかもしれないが裏にはお前は間違っているあなたは悪いと異論を排除する主張を含んでいる、こっちの水は甘いという裏には、そっちには分けてやらないという絡繰りがある。方向が大体同じなら小異を捨てたい、塵も積もれば山となる。
 
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人間離れしているようでも

2024年10月07日 | 小考
         


 藤井竜王が防衛戦第一局を危なげなく勝ち切った。ドジャースのプレイオフ第一戦大谷がスリーランホームランを放ち大活躍で逆転勝ちした。
 大谷と藤井は実力が飛び抜けている。松井より凄い、羽生より強い。上には上があるものだ。
 藤井があんまり強いので、たまには負けないかなと思ってしまう。大谷は50-50を達成直前から破竹の勢いで、投手もする来年は一体どうなるんだろう、活躍し過ぎではと心配になるくらいだ。
 人間離れして神のように見える二人も実は人間で今年の春は一時不調に陥った。それを忘れないで普通人も生きたい。普通でも何かできる時が巡ってくる。
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