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「ライフプランを立てる」話です。

2010年05月30日 | 勉強会
こんにちは、若松です。


昨日は、「住まいづくりの正しい手順」の話でした。
まず、安全予算を組むこと。
次に、自分が一番欲しいものを決めること。
最後に、業者の選択でした。

今日は「ライフプランを立てる」話です。
ライフプランですが、
安全予算を組むためには、どうしても必要です。
いつものように、あなたを見込み客に見立てて話を進めますね



では、これから具体的な資金計画の話に移っていきます。
まず、資金計画を考える前に、
今から死ぬまでの収入と支出を把握しておく必要があります。
また、どういう出来事があるかを
自分自身で知っていないといけません。

「失敗しない資金計画の秘訣」の始めに触れた自己破産。
なぜ破産することになるのか?
簡単に言えば、
それは入ってくるお金より出る方が多いからです。
と言うことは、
入ってくるお金と出ていくお金が全て分かっていれば、
自分が家を建てても良いかどうか?
また、家にかけられる予算がいくらか?
と言うことが正確に判断できるわけです。



でも、家の予算以外に出ていくお金を考えずに、
「今の家賃がこれだけだから、まぁこれくらいなら」
と、安易に考えて資金計画を立てる人が多いんですね。

それだから危険なんです。
長い人生の中でいろんな事が起きます。
また、子どもを育てていく上でお金がかかります。
家族の誰かが、病気で入院することもあります。
家の修繕であったり、思わぬ支出があるわけです。
それから漠然としか考えていないと思いますが、
老後のお金は結構かかります。

例えば、月に20万円必要だとしたら、
年間240万円ですよね。
10年だと、2400万円。
では、定年退職してから死ぬまでが
10年と言うことはありません。
20年とか30年生活することになります。
ちなみに、30年だと7200万円必要です。
早く死なないと、もうお金が尽きてしまうわけです。

そうならないために、
生涯に入ってくるお金と出ていくお金を
知っておく必要があるんです。



では、これから出ていく大きな要素ですが、
子どもにかかる費用。
自分達の老後の費用。
日常の生活費。
保険。
それに住宅資金。
大きな支出は、
教育と老後と保険と生活費と住宅
この5つが大きな支出になるわけなんです。

今度は、入ってくるものを考えましょう。
サラリーマンであれば、
毎月お給料とボーナスそして退職金
そして、保険を掛けていれば、満期返戻金
さらに、あまり期待はできませんが、年金ですね。
それから、親の遺産というものが考えられます。

余談になりますが、
遺産は、お金が必要なくなった頃に
入ってくる場合が多いですね。
それは年齢から考えたらわかりますよね。

ところで、相続時精算課税という制度があります。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/pan1504-1/01.htm
簡単に言えば、生前に相続する制度です。
目安ですが、親の遺産が1億円未満の人は、
生前に相続しておいた方が税金が安くなります。
逆に、1億円以上の人は、
相続時の方が税金が安くなります。
結論として、
収入より支出が多ければ大丈夫と言うことです。



では、いよいよこれから、
安全予算を組むために、
ライフプランの作り方を話しますね。

縦軸に家族のなまえを、
横軸に経過年数を書いてください。

この年数の単位ですが、
1年、3年、5年単位で刻んでください。
そこに、それぞれの出来事を書き込んでください。

例えば、子供だったら入学とか卒業、
結婚とかそういう事です。

それと、お金がどのくらい必要か
と言うことも書き込んでください。
お金は、大体5万円から10万円くらいの単位で
書き込んでください。

縦軸の合計がその年の支出額です。



そして、収入と支出のバランスが
とれていればいいわけです。
多くの家庭では、
40代から50代にかけて、
支出が収入をを上回ります。


なぜなら、子どもの大学進学や結婚などで、
まとまったお金が出ていくからです。
それでも、安全予算を考えるなら、
そういう時でも収入が支出を上回っているのが理想です。
しかし、なかなかそういう家庭は少ないですね。



ライフプラン表を作ったら、
次の段階は分析です。
私は全然問題がない、という人は、
いつでも住まいづくりに取り掛かれます。
でも、そういう人は少ないでしょう。
多分、微妙と言う人が多いと思います。
そういう人は、これから話す見直しをしてください。

見直しには3つの項目があります。
なお、ライフプランを作ってみて、
「これじゃあ、なかなか家なんて建てられんぞ」
って言う人は、大幅な見直しが必要になります。

当然ですが、やはり我慢するところは我慢しないと、
家は持てません。
または、もうまるっきりだめって言う人は、
建てないという選択もあります。

なぜなら、家を建てるのが目的じゃないからです。



家を建てる目的は、
あくまでも家族が健康で毎日楽しく暮らすためです。
それを無視して、
無理に建てると悲惨な結果が待つことになります。
離婚、自己破産、最悪自殺という結果を
刈り取ることになるかもしれません。
ですから、正確なライフプランを立て、
それを冷静に分析してください。
そして、これからの人生を楽しむために、
ぜひ安全予算を組んでください。


今日は「ライフプランを立てる」話でした。
次回は、「3つの見直し」の話です。



では、また明日。





追伸

ライフプランを立てると、
家づくりがより現実的なものになります。
なぜなら、住宅資金の根拠が明確になるからです。
ただ漠然と家を建てたいから、
こうすれば建てられるということが分かるようになります。

なお、ライフプランを立てるには、アドバイザーが必要です。
それが、FP(ファイナンシャルプランナー)です。
ぜひFPを活用してくださいね。


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