あられの日記

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猫の恩返し

2012年03月09日 05時20分13秒 | 墓所巡り
昨日の回向院の鼠小僧次郎吉の墓の画像の左手にちょっぴり写ってるのが、猫塚です。
いわれ発見!

猫の恩返し(猫塚)
猫をたいへんかわいがっていた魚屋が、病気で商売ができなくなり、生活が困窮してしまいます。
すると猫が、どこからともなく二両のお金をくわえてきて魚屋を助けます。
ある日、猫は姿を消し戻ってきません。ある商家で、○両(光って見えない…。2か3だと思うけど)くわえて逃げようとしたところを見つかり、奉公人に殴り殺されたのです。それを知った魚屋は、商家の主人に事情を話したところ主人も猫の恩に感銘を受け、魚屋とともに猫の遺体を回向院に葬りました。
江戸時代のいくつかの本に紹介されている話ですが、本によって人名や地名の設定が違っています。江戸っ子の間に広まった昔話ですが、実在した猫の墓として貴重な文化財の一つに挙げられています。
ですって。
招き猫の話は、今戸神社・豪徳寺・自性院などでありましたが、猫のお墓を見たのは初めてじゃ。
だからか、回向院にはこんなんもありました。
犬猫供養塔
分かりにくい?では中央部を拡大しよう。
わんことにゃんこ
回向院の狭い一角にはほかにも古い墓石・石碑があった。
俗名 中村勘三郎 施主 中村小勘
え~と?歌舞伎役者だよね。この場合、何代目のお墓なのか?

画像左端の上が丸いのは、関東大震災供養塔。他のは何だったっけ?確か海難事故の供養塔は何本もあったから、それじゃあないかと…。
さて、何はともあれお参りしないと。
実は入り口入ってすぐ古い時代の墓石群を見つけてしまったからお参りをまだしてなかったのだ。
本堂は~~??
ん~~??
…本堂がない!つーかマジか??
や。そもそも回向院を探してた時、てっきり幼稚園だろ?と思ったらそこが寺だったと言う…。
や。ンの前に回向院の由来を書いておかねば。
回向院は今からおよそ350年前の明暦3年(1657)に開かれた浄土宗の寺院です。
この年、江戸には振り袖火事の名で知られる明暦の大火があり、市街の6割以上が焦土と化し、10万人以上の尊い人命が奪われました。この災害により亡くなった人の多くは、身元や身寄りのわからない人びとでした。当時の将軍家綱は、このような無縁の人びとの亡がらを手厚く葬るようにと、隅田川の東岸に「万人塚」という墳墓を設け、無縁仏の冥福を祈りをささげる大法要を執り行いました。この時読経の為に建てたお堂が回向院のはじまり。
やがて安政大地震・関東大震災。東京大空襲等様々な天災・人災による被災者、海難事故による溺死者、遊女、水子、刑死者、諸動物などありとあらゆる生命が埋葬供養されています。
あ。なんかいつかのNHKのお昼の番組で、昔は遊女の投込み寺だったって言うの見たや。
ちなみに、江戸城の天守閣も明暦の大火で焼失しちゃったのだ!そして以後、江戸城に天守閣は再建されなかった。
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先日田舎の義母から塩こうじが届いた…。
ナニコレ~!!
早速検察かけつつ使ってみた。
でもこれ、塩一杯入ってるんだね。
身体にはいいらしい…。ちょびちょび使ってますけど…。なかなかなくならない~。
んで、この「塩こうじ」ってWEBで検索したら作り方は一杯載ってるんですが、保存の仕方も載ってるんですが…。
これってどんくらいの期間使っていいの?なんか、スプーンで上澄みすくって使ってるんだけど、下に沈んだお米が残る~。つーか、水足してもいいものなのか??何げに訳わからんのだが…。どっかに達人のWEBページはないのか?謎~~。

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