あられの日記

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ドンホアヒエ村見学

2016年08月26日 05時32分10秒 | ベトナム旅行記
カイペー地区のメコン川クルーズ観光の続きです。
水上マーケット&船のフルーツ屋さんでトロピカルフルーツ各種をいただいた後、貸切ボートに戻りクルーズ再開。ってすぐにとても小さい桟橋に着いた。
ドンホアヒエ村という場所らしい。ともあれ、まず連れてかれたのは桟橋の真ん前にある小屋。
ここで養蜂してるんだって。

見せてもらったけど、日本ミツバチより更に小さい種類です。
「500ミリリットルのペッとボトル入りハチミツは5ドル。ロイヤルゼリーもあります。ロイヤルゼリーはまとめ買いするとおまけをつけます」
う〜む。ハチミツにさっきアレルギーを起こしたマンゴーの花粉が入ってるかも?と思うと、どうにも手が出ない。
川沿いの小さな土手を移動する。道端の樹にフルーツが普通になっている。

これさ、朝のバイキングで並んでた奴だ。赤い形の変わったリンゴみたいだけど、味はどちらかと言えばナシです。

次に見つけたのは、最近美容にいいとかで人気のノニでした。

他にも。これはたぶんマンゴーみたい。まだ熟してない。道端に普通になってるんだけどさ。ここで飢えるってないよな〜。
とか呑気に見てたら次の目的地に到着しました。
店の前にライスペーパーを干してるから予想は出来たわ。(トップ画像です)

しかし、店に入ってまず見せられたのはコレ。
蛇酒。
誰も買わない…。これ買う人、特種な人だよね?でなければ勇者。

そんで次に案内されたのがライスペーパー作りです。
日本でも最近そのへんのスーパーでも置いてある。
ここでは伝統的な作り方をしています。ライスペーパーの燃料は、米のもみ殻。米粉で薄いクレープを作り、焼き上がったら画像奥左手の平たい竹製の皿に移動。ある程度乾いてくっつかなくなれば、長い竹のザルに貼付けて天火で乾かして出来上がり。とても簡単な行程ですね。最近は大きな工場で作るのが普通なんだって。
次にガイドさんが実演してくれたのは、2つ割にしたココナッツを削り方。削ったココナッツでココナッツキャンディーを作るのだ。買いました!味見して美味しかったので、ばらまき土産用にしようかな?
「1個3万ドン。5個買うと1個おまけ」という事で、15万ドン支払い。ココナツ味・コーヒー味・ジンジャー味など。一番人気はもちろんココナツ味。うっかり全部お土産で配ってしまいましたが、評判は上々でした。

続いて案内されたのは、同じ敷地内のポップライス作りの実演です。ここでも燃料にお米のもみ殻を使ってました。
あ?ポップライスって知ってるよね?ポップコーンのお米版です。日本では塩味が普通ですが、ここのは砂糖かけ。
さて、再び貸切ボートに戻りまして移動です。

川幅が狭くなり、川沿いの家がよく見えるようになりました。家の土台が見るからに怖いでしょ?地震のない国の建て方だよな〜。震度4は耐えられないだろう。

何気に川幅が狭くなってるのが分かりますね。メコン川の支流のティエン川。砂州も多いんだけど、水路も多い。どうもその一つに入ったみたいです。
あ。着いた。案内されたのは古民家。



古民家というよりグレードの高い伝統家屋です。

「この家はかつて塩の生産で裕福でした。自分の塩田を見廻るのに、セスナを使う程大きかったのです。しかし、ベトナム戦争終戦後、社会主義国になったベトナムでは、ソビエトの共産主義に変換。たった2ヘクタールを残し、塩田は没収されてしまいました」
そういえば、旅の途中でこんな話を聞きました。
「今、北ベトナムでは年2回・中部ベトナムでは年3回・南部ベトナムでは年4回お米が穫れる。しかし、ソビエトの管理時代は餓死者が大勢出た」
「こんなに食べ物がどこでも楽に作れそうなベトナムで何で?」と質問したらば。
「あの時代、例えば朝8時から夕方まで働いた」
「ん?それって普通では?」
「暑いベトナムでは、昼間に農作業はキツ過ぎて出来ない。普通」
「な・なるほど」
「あの時代、働く時間が決められていたけど、真面目にやっても適当にやっても国からの配給は同じ」
「つ・つまり?」
「怠けても真面目にやっても同じなら、働かなくなる。そして飢えた」
「う〜〜〜む。ソビエトの集団農法は、ソビエトの理想だったけど、気候の違う土地でソビエトと同じように実施するのは無茶だったのね。しかも労働意欲が激減するとどんなに土地が豊かでも貧しくなると。そういや、最近集団農法とか聞かないな。まだやってる国あるの?」

生き残り策で、この家では家の裏でレストランを営業中。そこでランチとなりました。

ど〜んっ!
エレファントフィッシュの登場です。見た目のインパクトがさ、もの凄いんだけども。これ、魚を揚げただけでしょ?どうやって食べるんじゃろか??
旅人が頭を悩ませていると、レクチャーしてくれた。

魚の身をむしって、野菜とパイナップルを合わせてライスペーパーに包み、つけタレにつけていただく。
ほうほうほう。パイナップル!揚げ物には最適の組み合せだよね〜。
お腹が一杯になったので散策再開。

ごめんなさい!中部ベトナムのフエで撮影したジャック・フルーツが南ベトナムでは収穫期を迎えてて、あちこちの樹に重そうにぶらさがってました。熟して食べごろになると落ちてしまうので、落ちないようにストッキングを実にかぶせてある樹が多かった。てっきり撮影済みだと思ったのに、画像を再生したら、上の採り忘れたのかそのままにしてあるのか。収穫期を過ぎて実がしょぼんでる画像しかなかったのだ。
次に連れてかれたのも古民家。







歴史ドラマの撮影が出来そう〜。素敵〜〜っ!!
この後、貸切ボートに戻り、本日のメインイベント。3〜4人乗りの小型の手漕ぎボートでメコン川の水路をクルースする。楽しみ〜っ!!

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