あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

巨木探訪・谷中のヒマラヤ杉

2018年05月08日 06時02分34秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
根津神社を後に。根津神社入口の信号を渡り藍染大通りを突き当たりまで。途中で坂道になる。あかじ坂。で撮影したのが今日のトップ画像です。谷根千といえば今やお手軽な街中観光地になっていて、あちこちに観光案内がでてます。谷中は戦前の街並みが残る場所で、通りも昔のまま。でもさ、味わいはある反面迷いやすいんです。根津神社のつつじまつりでいただいた根津権現かいわい浪漫ちっくマップを片手に現在地を確認しつつ歩きます。100メートルごとに自分のいる場所と地図を見比べる始末です。
あかじ坂を登りきったら右折。突き当たりを左折。ちなみに突き当たったのが三浦坂です。左折してすぐまた突き当たり。で、右折。

奥に大きな木が見えた。あれが目的のヒマラヤ杉です。時刻は12時49分。
これが新宿御苑にあったなら普通に大きな木だなあ〜。で済んだのですが、細い路地の変形した4つ角の分かれ目にあると大迫力です。しかもまわりはお寺さんに囲まれてる風情。

路地から向かいの道を撮影。観光客が地図を広げてたので、ハイライト代わりになっていただきました。大きさがわかるでしょう。

ヒマラヤ杉のすぐ脇にお店がある。

お店ではヒマラヤ杉のラスクとかありました。

いい感じの角度を探して撮影。これさ、建物の建て替えなんか無理だろうなあ〜。そもそもこのヒマラヤ杉は、脇のお店のご主人が、植木を置いたらそのまま地面に根を下ろしてしまったとかなんとかどこかで見た記憶があります。根本を見たけど、植木鉢の痕跡はなかった。

移植するにも重機を入れすスペースがない。これ、他に持ってくのも無理そう。路地だらけの谷中では、実際どうやって住人は家を建ててるんだろうか?謎だ。テレビ局が貼り着きレポしてくれないかしら?テレ東ならやってくれるかも?さて、次に行こうと出発してすぐ説明板を見つけました。
ヒマラヤ杉とみかどパン一画の歴史的・文化的価値:谷中1丁目、ヒマラヤ杉のある一画は、江戸時代には三方地店(さんぽちだな)と呼ばれた歴史のある地区です。
三方をお寺に囲まれた中に、ヒマラヤ杉を目印に古くからのお店や工房、アトリエなどが並ぶこの一画は、谷中の寺町らしい風情のある場所として多くの人に愛されてきました。明治の頃から画家や彫刻家、作家の川端康成なども近隣に住み、モデル紹介所もあって芸術文化活動を育む場所でもありました。ヒマラヤ杉のあるみかどパンの角は、かつて榎の木のあるお団子屋で、住人、芸術家、墓参客など、多くの方が立ち寄ったそうです。これまでに数々の映画やドラマの撮影場所としても登場しています。
また、この一帯は、住む方々によりいつもきれいに掃除がなされ、挨拶も交わし合い、路地には目が行き届き、お年寄りにも、小さな子を育てる家族にも大変住みやすい場所です。大正・昭和の住宅も現在まで引き継がれ、歴史ある貴重な町並みと風情を作っています。平成19年には「上野公園・寛永寺、谷中の街並み」が日本の美しい歴史的風土100選にも選ばれています。
日常を大切にする暮らし方や、ご近所とのおつきあい、お年寄りや子供がいる家族が住み続けられる家、歴史ある街並み、大樹や草花、広い空のある環境は、この一画だけでなく、谷中地区全体で守り生かしたい街の高あです。人々が安心して楽しく住み続けるために、今、日本でも世界でも求められている暮らしのお手本です」以上。
時刻は12時53分。次行ってみよう!とはいえ、ここから言問通りにでるには〜え〜と??
コメント
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