あられの日記

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フクテック村の散策

2016年06月19日 06時08分04秒 | ベトナム旅行記
人口約330人のオーロウ川に囲まれた小さな村の散策中です。

また出た!フエのトゥドック帝廟でも見たジャックフルーツです。

これ、何だと思う?実はイチジクなのですよ。ベトナムのイチジクは幹から直接生えてるのです。

これもそう。あれ?ぶどうってこういうなり方してないよね??どれもこれも幹から実がなるからさ。

さて、次に案内されたのはフクテック焼きの工房です。
「フクテック焼きは村の陶器なのですが、ベトナム戦争で一度失われた技術なんだそうです。

2人がかりで1日に20個しか成形出来ない効率の悪さ。安価で丈夫なプラスチック製の食器に勝てません。」
さもありなん。だって、ろくろを手で回してるんだもの~。でも歴史は古く、フクテック村の陶器工房は、ベトナム王朝時代から続く300年以上の歴史があるんだって。
 
素朴は感じが民芸って感じの焼き物ですね。
次の場所に移動中、ひょっこり村のおばあさんと出会う。

上の画像の左のおじさんが案内人さん。ベトナム戦争を生き抜いた数少ない村人です!と紹介されたけどさ。コメントに困る。ベトナム戦争が終わってまだ40年しか経ってないからさ、記憶がまだ生々しいんだよね。歴史になるほど古い話しじゃないんだもの。

さて、また川端に出ました。日本の川は河川工事をして護岸がコンクリートで出来てる川が多いのですが、自然の川ですね。

しかも川縁に綺麗な花が咲いてます。
村の家を眺めて進む。





これはさすがに民家じゃなくて、宗教的な建物なんじゃないかな?つーか、これが民家って紹介されたら驚くわ。

最後に、かつての古民家を改造してレストランにした場所へ。そこでホテイアオイの花を見つけました。
12:10、伝統家屋で、村で取れたもの100%で作った家庭料理を、伝統陶器に盛られていただくという趣向です。
 
ベトナム料理は客が自分で手巻きするメニューが多いのですが、ここのは少し変わってました。

一番不思議だったのがお茶です。これさ、私がお茶をオーダーしたらフレッシュハーブティー1万ドン(約56円)と言われたのですがね。上の画像の白地に青い模様のある陶器にたっぷり入ってましたが、これってどんなフレッシュハーブやねん!と気になった私は、挨拶に現れた料理人に質問したらば…。



こんな事になってしまいました~。
うそ~ん。でもまあいい思い出になったよ。今おばさんがくれたフレッシュバーブティーは押し花みたいになってます。お茶っ葉にしたら大きいんたよね。柿の葉みたいな形の木の葉ですわ。
フクテック村の散策は私はとても楽しかったです。合間にツアー仲間と「普通だけど面白い」とか「オレ達の村いけてんじゃね?」って気付いた目端の効く村人がいたんだよ~。ってバカ話をして笑い合ってました。
もうね。ベトナム戦争の戦渦が残ってる場所はベトナム全土にあるんだからさ。普通のベトナムの村の暮らしが楽しむこういう観光地もありだと思いました。でもまああんまりツアー仲間の受けはよくなかったのか。今年発表された同じコースのスケジュールにはフクテック村観光が入ってません。面白かったのに。変わりに入ったのが、鍾乳洞観光ってさぁ~。鍾乳洞なんかどこの鍾乳洞見ても似た様なものなのに~。不思議~。
コメント
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