あられの日記

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ニンビン~ハロン湾クルーズ

2016年06月04日 05時57分29秒 | ベトナム旅行記
2015年4月11日(土曜日)旅の3日目、今日も朝の散歩へお出かけです。この旅の恒例になり、毎朝散歩してました。
ニンビンはただいま観光開発の最中でして、鄙びた田舎町とホテルや道路の工事現場が混在してます。昨日の散歩がとても面白かったので、今日は別の方向へ行ってみたい。
ベトナムは4月でも木々が実をつけてます。日本人から見るととっても不思議ですよね?
散歩は楽しく、田植えの終わった田んぼのあぜ道にバナナが植えられている。背景に石灰岩の奇岩が見えてすんごく絵になります。もちろん撮影しまくったのですが、携帯電話を川に落とした時にデーターも一緒に川へ沈んでしまい紹介出来ません。ホテルに戻り、携帯電話をしまった後で見つけた撮影モデルがこれ。

1枚だけデジカメで撮影してました。ホテル前の道の向こうに見える工事現場は建設中のホテルですね。
さて、8時、ホテル出発。
本日の旅のスケジュールは、ニンピンから4時間のドライブで、ハロン湾へ。道はほとんどした道、高速道路はありません。
バスの車窓からあれこれ写したのですが、現存してません。かろうじて残っていたのがこれ。

そして墓石。ベトナムのお墓は派手なのですよ。来世はこういう家に住みたいという事ですかね?


12時15分、ハロン湾の船着き場に到着。
ハロン湾の船着き場は、日本の船のターミナルに似てます。カウンターがあって、待合室には椅子が並べてあって、出航する船を待つ。あの感じです。
その船着き場から自分達の乗る船に直接乗れません。まずはしけのボートに乗船して、沖で待つ乗船する船に移動します。おそらく湾の水位の関係で、大きな船が直接船着き場に乗り入れられないと予想。そして、沖で待つボートの数がとてつもなく多いのですよ。一体何隻ハロン湾観光で就航しているのか?

これは旅のパンフレットです。このように、ハロン湾観光には3時間コース・6時間コース・ワンナイトの1泊2日コースがあります。私達は1泊2日コースです。
ツアーで利用するのはワンナイトクルーズを早くから手がけたバイトー号。シャワー・トイレ・エアコン・電源が各部屋にあり、海の上でも快適に過ごせる船です。しかし、海外旅行客の大荷物には対応しておらず、観光客は1泊2日用のあれこれを手荷物として持ち込み、スーツケースの大物は陸に残して行くことに………。あれ?
12時15分に船着き場に到着したものの、そこから先に動きがない。延々と待合の椅子で待つ。何でやねん!
え~と、状況が判明しました。
私達が本日乗船するバイトー号はドック入りしてるそうです。
ええ~~っ!?それって、ハロン湾クルーズに行けないって事か!?
ざわつくツアー客に、添乗員からすぐに代替船に乗船出来る事が発表になります。しかも、代替船とは2013年に就航したばかりの新造船のゴールデンクルーズ号。しかも全室バルコニー付きキャビン。シャワー・トイレ・エアコン・電源が各部屋にあります。なんつーの?いわゆる海の上の5星ホテルともいえる豪華クルーズ船でした。
わぁお!ラッキー来たコレ~~っ!!昨日のお祈りが通じたようです。
神様・仏様・マリア様、ありがとう~~~っ!!
しかもね。本来はゴールデンクルーズ号は5ツ星だから乗船料も高いのですが、今回は直前にバイトー号が使えなくなった代替だから利用料金もそのままで利用出来る事になりました。
ぜ、全身全霊で神様・仏様・マリア様にお祈りするものですね。後は、お天気さえ回復してくれたらな~。
ハロン湾に沈む夕日や朝日を愛でるのもこのツアーの醍醐味なんですよ。でも今日も曇り空なのです。まあ、昨日のどしゃ降りに比べたらマジになってるのだけどね。
さて、私達はもうウキウキではしけに移動。またまた救命胴衣を着用させられボートは沖で待つゴールデンクルーズ号に向います。
そこで分かったのですが、ゴールデンクルーズ号は思った以上に大きな船でした。スーツケースもへっちゃらで積み込めますが、今回はバイトー号のハズだったので、私達はみんな手荷物を持ち込みです。乗り合わせたドイツ人ツアー客は皆さんスーツケース持参でしたが。
あ。ゴールデンクルーズ号に乗り込んで判明したのですが、またまたラッキーな事に、本日のゴールデンクルーズ号の乗客は私達ツアー参加者11名・添乗員・ガイドさんの計13名の他は、ドイツ人ツアーとあと一つの3つしかいません。本当にラッキーですわ。

有頂天で撮りまくったゴールデンクルーズ号の船室や海戦三昧のランチの料理、キャビンのバルコニーに座り、熱いお茶と持ち込んだお菓子で優雅にティータイム全部データーが川底に消えてしまい紹介出来ません。
● ハロン湾1994年世界遺産に登録。
ハロンという名前は、漢字で「下龍」と書き「龍が降り立った場所」という意味でっす。昔この地が外敵の侵略に苦しんだ際、龍の親子が空から舞い降り敵に宝玉を放って見事侵略を食い止めた。この宝玉が大小の奇岩に姿を変えその後も外敵の侵入を防いだ、という言い伝えによります。
水墨画のような眺めが、中国の景勝地に例えられ、海の桂林といわれています。
船内でランチを楽しんでる間に、ゴールデンクルーズ号は着々とハロン湾の景勝地へ進んでいました。
14時45分、小型ボートに乗換えて、ソンスット洞窟観光に向います。

● ソンスット洞窟は、「驚き」という意味の鍾乳洞です。海が隆起して出来たとか。
ボートが船着き場に到着。前方に行列が見える。
大概予想してましたが、私達のゴールデンクルーズ号は3つのツアー客しか乗船してませんが、世界遺産ハロン湾の観光客は大量なのですよ。ソンスット洞窟は、船着き場の向こうに上り階段がありまして、これが狭い。観光客が渋滞してなかなか進めません。上がったら上がったで、今度は洞窟の中に入り下り階段。また進まない。階段を降りた所で撮影したのが上の画像の様子です。しかしここを過ぎると、鍾乳洞は大きな空間が広がっていて、ゆったり楽しめます。

鍾乳洞の中は暗いから、デジカメ画像が残ってました。ね?中はゆったりでしょ?
そして鍾乳洞観光が終わると、またまた上り階段が。
階段を上がり切ったら撮影ポイント。

うん。失敗。デジカメを普段使いしてないのが敗因ですね。強制発光させて撮影すればよかったぜ。後の祭りって奴ですかね?
添乗員「急がなくともいいですよ~。ゴールデンクルーズ号のドイツ人ツアーの人が私達のずっと後ろにいますから~」
そうなのです。乗客が揃わないとゴールデンクルーズ号は出航しない。ボートでゴールデンクルーズ号に戻り出航。しばらくしてまたまたボートに乗り込む。
今度はティトップ島に向います。
ボートが到着した桟橋のそばにはビーチがありました。

欧米人がビーチで水泳したりビーチバレーをしたりしてます。
ガイドさん「800段の階段があります。希望者のみ入場券を買うので行きたい方は手を挙げてください」
ツアー客「階段の上には何がありますか?」
ガイドさん「展望台があります」
展望台か~。でもさ、ハロン湾を上から見た図の画像が欲しい。
…行くか…。ってな事で手を上げた私。
手を上げないダンナ。ビーチの方がいいんだって。ダンナは同じく残ったガイドさんと今どきのベトナム人の若者な彼とおしゃべりを楽しんだらしい。
添乗員「希望者の方と私がご一緒しますが、自分ペースで上って下さい。このビーチに集合時間に戻って下さい」
さて。階段上りです。私、階段大嫌いなんだよね。
ガイドさんが上まで800段あります。と言うので見晴らしのいい場所で諦めようと思って上りました。

これはどれ位上った場所から撮影したものかな?画像の一番右に写ってるクルーズ船がゴールデンクルーズ号です。
素敵でしょ?でももっと上に上がったら、更に素敵な画像が撮れるかもしれない。~~~~上がろう!

という事で、結局展望台まで上がった!暇つぶしに階段の数を数えながら上がったら、800段本当にあった!フォンさ~ん、こういう時って階段の数はサバ読みして多めに言って実際は少し少なめでした~、わ~いってのがお約束じゃないのか??

くたくたになって降りて来たら、ダンナがいい笑顔で出迎えてくれた。ちっ!いいも~~ん。絶景が見えたも~~んっ!
そんなこんなでまたボートに乗り疲れてゴールデンクルーズ号へ戻る。時刻は午後5時です。
と?お疲れさまで「スイカのおやつ」が提供されました。うわ~いい。うま~~いっ!
この後、15時30分から20時半までハッピーアワーで、ゴールデンクルーズ号の屋上のバーではアルコール2杯注文すると1杯無料になります。
これさ、ダンナのビールと私のコーラとかにしたかったんだけどさ。同じアルコールでないとダメっ!と言われ、結局ビール3杯注文して、ほとんどダンナが全部飲みました!ちっ!
でもさ、18時から屋上の一角でベトナム生春巻き作り体験&試食会が開催されまして、私も挑戦しました。

手前に具をまとめるのがポイントです。あと、体験に使ったのは生春巻きの生地で、適度に柔らかく巻くのも簡単です。日本で生春巻きを作る場合は、乾燥したライスペーパーを使うので、その場合は少し濡らした方が使い易いです。水でぐっちょり濡らしてしまうと、生地がくっついて破れてしまうので、ほどほどに濡らして下さいね。私は手に水をつけてぴっぴっと飛ばす程度にしています。
あ。それた。
ビールとおつまみの生春巻きでクルーズ船の屋上で奇岩の浮かぶハロン湾をながめつつ日没のハッピーアワーを楽しむという趣向です。本来は。

私達が乗船した日は、曇天で、夕日は見えませんでした。でも風景は充分楽しめたからいいんだけどさ。嬉しい事に、雲には切れ目が見えててあすの朝日は拝めるかも~?
19時30分、夕食。
夕食の後、希望者のみイカ釣りを。船の背後でライトで海面を照らし、明かりに寄って来るイカを釣るのですよ。
もちろん挑戦しましたが、残念ながら私は釣れませんでした。ツアー仲間では見事つり上げた人がいて、そのイカは翌朝、フライにしてつり上げた人に提供されました!
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